〈特集図書展示No.22〉文学研究院 出版助成図書2020

書香の森・特集展示の更新を行いました。今回は2020年度に文学研究院の助成を受けて出版された書籍を紹介します。

  • 展示期間: 2021年4月12日(月)〜2021年8月6日(金)

展示図書リスト

一般図書刊行助成

  • スピノザと十九世紀フランス →web書香の森
    上野 修・杉山 直樹・村松 正隆(編) 岩波書店
    〈著者コメント〉スピノザは多くの哲学者たちを当惑させ、また魅惑してきました。激動の十九世紀フランスにおけるスピノザが引き起こした混乱を通じて、「スピノザ」「十九世紀フランス」の両者に光を当てたいと思います。
  • 学芸員がミュージアムを変える! — 公共文化施設の地域力 →web書香の森
    今村 信隆・佐々木 亨 (編著 ) 水曜社
    〈著者コメント〉「ミュージアム」は成⻑しています。運営にかかわる者も、思考や行動が変わってきます。そんな変化が新しい「ミュージアム」を創り、「ひと」と「まち」の変化をもたらします。「ひと」に寄り添い、「まち」とともに歩む、「ミュージアム」のいまを切 り取りました。
  • 日本語文字論の挑戦 — 表記・文字・文献を考えるための17章 →web書香の森
    加藤 重広・岡墻 裕剛 (編著)  勉誠出版
    〈著者コメント〉日本語は、ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字等、世界的にも珍しい多文字種環境を有している。本書は、古代から現代までを視野に「書く」「読む」「学ぶ」「残す」という文字の諸機能に着目し、日本語における「文字論」の豊穣な世界を示す初めての一冊である。
  • 誰のための熱帯林保全か — 現場から考えるこれからの「熱帯林ガバナンス」 →web書香の森
    笹岡 正俊・藤原 敬大 (編)  新泉社
    〈著者コメント〉日用品であるコピー用紙やパーム油。原料生産地インドネシアでは何が起こっているのか。熱帯林開発の現場に生きる人びとが直面しているさまざまな問題を見つめ、「熱帯林ガバナンス」のあるべき姿を考える。

文学研究院 ライブラリ

  • 再 — くりかえす世界 →web書香の森
    橋本 雄(編) 北海道大学出版会
    〈編者コメント〉さまざまな「再」「くりかえし」が、世の中には溢れています。けれども、物事は単純にくりかえされるだけなのでしょうか? 再現することの困難、微妙な変化の相を探ってゆくと、人間社会のありようが見えてきます。
    〈分担執筆〉令和元年度文学研究院公開講座講師
    宮嶋 俊一、和田 博美、水溜 真由美、佐野 勝彦、 小杉 康、佐藤 健太郎、武田 雅哉、金沢 英之、 平沢 和司

文学研究院 研究叢書

  • 古代キリスト教研究論集 →web書香の森
    戸田 聡(著) 北海道大学出版会
    〈著者コメント〉東方に重心を置きつつ古代キリスト教史を見るとどう見えてくるか、聖書を見るとどう見えてくるか――新約聖書で最初にできたのは「マタイ福音書」である、Q資料仮説は不要である、など、挑戦的な問題提起の書。「トマス福音書」新訳を収録。
  • 17世紀フランスの絵画理論と絵画談義 —語らいと沈黙の美術批評史 →web書香の森
    今村 信隆(著) 北海道大学出版会
    〈著者コメント〉芸術作品の前での語らいにはどのような意義があるのでしょうか。現代の美術館でも議論されるこの問題について、本書では、17世紀の美術愛好家たちから学びます。絵の前で、批評の手前で繰り広げられる、声の美術批評史です。

文学研究院 楡文叢書

  • 万葉集羈旅歌論 →web書香の森
    関谷 由一(著) 北海道大学出版会
    〈著者コメント〉『万葉集』に載る旅の歌を考察対象とする。表題の「羈旅(きりょ)」とは「旅」の意味で『万葉集』の題詞や標目に既に用いられている漢語であるが、それがどのような内実を担わされているのかを、個々の歌の表現理解に基づき明らかにする。