ポスドク支援

研究員制度

専門研究員制度

専門研究員制度は、文学院博士後期課程修了者(本学院で課程博士の学位を取得した方)の研究の継続を支援するとともに、本研究院における研究活動の活性化を図ることを目的としています。 専門研究員は、学院・研究院の教育研究に支障のない範囲において、研究を遂行するために必要な施設、図書、および設備を利用することができます。

専門研究員制度

共同研究員制度

共同研究員制度は、文学院で博士号(課程・論文)を取得した方で、研究職以外の職に従事しながら研究を継続している方を対象としています。受入れ期間は1年以内で、期間中は科学研究費補助金の申請を行うことが義務づけられています。

共同研究員制度

各種セミナー

申請書の書き方セミナー(学振特別研究員申請)

博士後期課程学生やポスドクにとって、独自の研究経費を確保することは大変重要です。文学研究院では、学術振興会特別研究員への申請を支援するため、申請書の書き方セミナーを毎年開催しています。特別研究員に採用された教員や若手研究者を話題提供者として、経験談やアドバイスを語っていただきます。セミナーの話題は、申請書の書き方にとどまらず、研究の進め方、研究者としての心がまえ、キャリアパスなど幅広い領域におよびます。セミナーを受講した方が、特別研究員に採用されて後に話題提供する好循環が生まれています。

若手研究者支援セミナー(学術出版編)

学院論文を単行本として出版したいと考えている博士後期課程の学生やポスドクの方、専門的な単著を出したいと考えている若手研究者向けに、学術専門書の出版を支援するセミナーを開催しました。学術書の出版に際して気をつけるべきこと、知っておいてほしいことについて、多くの著書を出版されている教員と、北海道大学出版会の編集者の方にお話を伺いました。

若手研究者支援セミナー(キャリアパス編)

若手研究者向けに、アカデミックポストへの就職を支援するセミナー。文学院(旧文学研究科)を修了し、最近ポストについた若い北大出身の研究者から、自身の経験に基づく「就職への道筋」について話していただきました。

博士後期課程修了後の人材は、アカデミックポスト以外に、民間の研究機関や企業でも求められてきています。キャリアパスの多様化に目を向けるセミナーも開催しています。

Advanced-COLA(Advanced Course of Liberal Arts Administration)

人材育成本部と連携して人文・社会科学系大学院生のステップキャリア形成支援セミナーを実施しています。人文・社会科学系大学院(博士課程)を修了後、アカデミアではなく産業界にその活躍の場を見出された企業人の方をお招きし、企業活動の実態やその魅力を語っていただくとともに、人文/社会科学系の学位の意義についても議論するイベントです。

若手研究者支援セミナー(海外デビュー編)

若手研究者が、海外に研究の場を広げてアカデミックキャリアを積んでいくための「はじめの一歩」を後押しするためのセミナー。今年初めて国際学会で研究発表を行った大学院生から、海外経験豊富な教員まで、異なる海外経験をもつ方たちによる、国際学会発表、研究留学、海外での学位取得など多彩な話題提供がありました。

外国人留学生のためのキャリアセミナー

外国人若手研究者向けのキャリアセミナーを実施しています。日本で就職を考えている留学生向けに、外国人特有のキャリアパスの考え方や準備について、人材育成本部の協力を得て開催しています。

プロジェクト・その他支援

若手研究者支援情報配信

文学研究院の専門研究員、共同研究員、学術研究員、博士研究員、学振特別研究員PD・RPDの希望者を対象に、研究支援の一環として若手研究者支援情報をメール配信しています。配信する支援情報は以下の通りです。

  1. 広報委員会および研究推進委員会が開催する各種セミナー (年に2回程度)
  2. 上記以外の若手研究者向けの各種セミナー
  3. 若手研究者向けの助成金応募情報
  4. 教員公募に関する情報
  5. 文学研究院が関係するプロジェクト等からの通知 

メール配信を希望される方は、研究推進室までお申込みください。

申込先

文学研究院 研究推進室(研究棟203室)
TEL: 011-706-4083, 4023
Email: kenkyu*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力ください)

出版助成「楡文叢書」

文学研究院専門研究員の研究成果を出版公開するために、文学研究院は「楡文叢書」を刊行しています。単著を原則とし、各年度刊行冊数は原則として1 点以内、研究推進委員会の図書・出版専門部会の選定により助成が決定されます。

日本語添削プログラム添削者

文学研究院の専門研究員(日本語を母語とする者)で、日本語添削FD研修会を受講し、添削者として認定された者は、「日本語添削プログラム」の添削者として登録されます。当該年度にこのプログラムにおいて学位論文の添削を行い、教育活動に従事した添削者には必要に応じて証明書を発行します。添削者には、ページ数に応じて謝礼を支払います。

日本語添削プログラム

アカデミック・スキル・バスケット(ASB)

さまざまなスキルをもった若手研究者を「若手研究者技能登録システム」(通称: アカデミック・スキル・バスケット)に登録し、本研究院の教員や委員会の依頼に応じて、そのスキルを活かしてもらう制度です。アカデミック・スキル・バスケットに登録すると、そのスキルに対応した業務が紹介され、短期支援員として雇用されます(業務の内容によっては謝金が支払われます。)一芸に秀でた大学院生、専門研究員の皆さんの登録をお待ちしています

アカデミック・スキル・バスケット