関連センター施設

文学研究院内センター

応用倫理・応用哲学研究教育センター

本センターの目的は、応用倫理、応用哲学、ジェンダー・セクシュアリティ、死生学に関する研究・教育を推進することにあります。2007年4月に「応用倫理研究教育センター」として設置され、応用倫理の研究教育に携わる、国立大学では初の常設機関として活動を開始しました。2008年度よりジェンダー・セクシュアリティに関わる研究教育も活動範囲に加え、2018年度より「応用倫理・応用哲学研究教育センター」へと改称し、新たに「応用哲学」と「死生学」を研究領域に加えることになりました。

スタッフ一覧
  氏名 所属講座
センター長 宮嶋 俊一 人文学部門・哲学宗教学分野・宗教学インド哲学研究室・教授
事務局長 近藤智彦 人文学部門・哲学宗教学分野・哲学倫理学研究室・准教授
運営委員 蔵田 伸雄 人文学部門・哲学宗教学分野・哲学倫理学研究室・教授
河原 純一郎 人間科学部門・心理学分野・心理学研究室・教授
佐野 勝彦 人文学部門・哲学宗教学分野・哲学倫理学研究室・准教授
瀬名波 栄潤 人文学部門・表現文化論分野・欧米文学研究室・教授
田口 茂 人文学部門・哲学宗教学分野・哲学倫理学研究室・教授
水溜 真由美 人文学部門・表現文化論分野・映像・現代文化論研究室・教授
村松 正隆 人文学部門・哲学宗教学分野・哲学倫理学研究室・教授
宮園 健吾 人文学部門・哲学宗教学分野・哲学倫理学研究室・准教授
コーカー ケイトリン クリスティーン 人文学部門・文化多様性論分野・文化人類学研究室・准教授

応用倫理・応用哲学研究教育センター

北方研究教育センター

文学研究院が対象とする歴史、文化、言語、芸術、文学、環境という広範囲な視点から「北方研究」を捉え、その研究・教育を推進することを目的としています。本センターでは、様々なシンポジウム、講座、研究会、学術誌刊行、講義等を企画・運営しています。

スタッフ一覧
  氏名 所属講座
センター長 谷古宇 尚 人文学部門・文化多様性論分野・芸術学研究室・教授
運営委員 白木沢 旭児 人文学部門・歴史学分野・日本史学研究室・教授
久井 貴世 人文学部門・文化多様性論分野・博物館学研究室・准教授
高瀬 克範 人文学部門・歴史学分野・考古学研究室・教授
小田 博志 人文学部門・文化多様性論分野・文化人類学研究室・教授
山口 未花子 人文学部門・文化多様性論分野・文化人類学研究室・准教授
小椋 彩 人文学部門・表現文化論分野・欧米文学研究室・准教授
佐藤 知己 人文学部門・言語科学分野・言語科学研究室・教授
菅井 健太 人文学部門・言語科学分野・言語科学研究室・准教授
髙橋 昂輝 人間科学部門・地域科学分野・地域科学研究室・准教授

北方研究教育センター

学内共同施設

社会科学実験研究センター

社会科学実験研究センター(CERSS)は、先端的な社会科学実験を展開するための日本で唯一の専門機関として、北海道大学の戦略的研究展開を担う創成科学研究機構のもとに、平成19年4月に発足しました。現在は北海道大学大学院文学研究院人間科学部門行動科学分野を中核とし、北海道大学経済学研究院や教育学研究院などと連携し、先端的な社会科学実験を展開する連携組織として研究・教育活動を展開しています。

CERSSは、1)社会科学における実験研究のための手法の開発と普及を通した、社会科学の実験科学化の推進、2)社会科学における実験研究の本格的導入による、人間科学と社会科学の双方に対して共通の対話可能な研究環境の提供、3)人間・社会科学における実験研究のための国際実験ネットワークの構築により、世界各国の拠点を結ぶ国際実験を実施、4)実験研究を通して人間科学と社会科学とを結びつけるための研究活動の実施と、その成果を国際的に発信することのできる若手人材の育成を理念としています。

社会科学実験研究センター

人間知・脳・AI研究教育センター(2019年7月開設)

人間知・脳・AI研究教育センターは、数千年来の知の伝統を引き継ぐ人文社会科学と、急速に進展しつつある脳科学(神経科学)・人工知能(AI)の知が融合する最先端の学際的研究にもとづき、新しい「人間知」の創成という理念のもと、創造的なアイデアとそれを社会に実装するための行動力を有する人材を育成する教育プログラムを実施します。

脳科学(神経科学)とAI研究の急速な進展により、旧来人文社会科学が扱ってきた「人間」への問いが新たな仕方で学際的に問われ始めています。この挑戦に応え、文理の境界を超えた先端的研究のプラットフォームを作るために、人文社会科学・脳科学・AI研究がちょうど交差する4つのテーマ(意識・自己・社会性・合理性)を設定し、文理融合型の教育・研究を行います。

人文社会科学、神経科学、人工知能の各領域を専攻する大学院学生が、上記の4つのテーマに関わる学際的共同研究に参画しながら、それぞれの専門的知見・技能をも深めていきます。センターに所属する教員(兼務教員)をこの4つのテーマに関わる教育・研究ユニットに緩やかに編成し、学内の文理融合・学際的研究を「人間知」という切り口から統合するとともに、国内外の研究グループとの共同研究を集約・加速し、「人間」をめぐる文理融合的研究の国際的拠点形成を目指していきます。

人間知・脳・AI研究教育センター

アイヌ・先住民研究センター

大学院文学院を担当するアイヌ・先住民学研究室の教員が所属する研究組織です。

北海道大学とアイヌ民族との歴史的経緯を踏まえ、民族の尊厳を尊重しつつ、アイヌをはじめとする先住少数民族に関する全国的・国際的な研究教育を実施する共同教育研究施設です。

多文化が共存する社会において、とくにアイヌ・先住民に関する総合的・学際的研究に基づき、それらの互恵的共生に向けた提言を行うとともに、多様な文化の発展と地域社会の振興に寄与していくことを目指します。

アイヌ・先住民研究センター

研究センター(全国共同利用・共同研究拠点)

スラブ・ユーラシア研究センター

大学院文学院を担当するスラブ・ユーラシア学研究室の教員が所属する研究組織です。

国内唯一の総合的なスラブ・ユーラシア地域研究機関です。旧ソ連・東欧地域の研究を中心に、この地域内の多様な国・地域の研究を発展させ、さらにはユーラシア諸地域の研究をつなぐハブとしての機能を果たしていきます。

センターの活動や資料は国内外の研究者や市民に広く開かれています。関連分野の研究者と幅広く連携して共同研究を進め、また国外に対しては日本の研究の対外発信力を強化することを目指します。

センターは数多くの外国の研究機関と密接な研究協力を行っており、アメリカ、オランダ、中国、フランス、イギリス、ロシア等の諸大学・研究機関と学術交流協定を結んでいます。

スラブ・ユーラシア研究センター