プラスミュージアムプログラム
プログラム概要

ミュージアムをもっと+足してみる。

ミュージアムに求められる役割は、近年、ますます多様になってきています。
資料の収集・保存・活用といった従来の仕事が今日でも重要であることはもちろんですが、さらに、観光の振興や地域の活性化、街並みや地域コミュニティの再生といった課題に、ミュージアムが積極的に貢献する事例が着実に増えてきました。また、人びとの幸福や健康・福祉、社会包摂、持続可能な社会の実現といったさまざまなキーワードも、ミュージアムの新たな役割として注目を集めています。

北海道大学「プラス・ミュージアム・プログラム」は、わたしたちを取り巻くこうしたさまざまな課題に、ミュージアムならではのやり方でアプローチする方法を学ぶ3年間のリカレント教育プログラムです。初年度にあたる2022年度は、さまざまな領域の専門家との対話を軸にしつつ、全国各地から多くの方に参加していただきながら、さまざまな問題にミュージアムをプラスしていくことの可能性を探ってきました。
それを受けて2023年度は、より具体的な問題に的を絞り、個々のケースに寄り添うことで学びを深めていくことを目指します。

@plusmprogramで情報発信中

このような方の受講をお待ちしています

  • 学芸員、エデュケーター等のミュージアムの専門職員
  • 図書館、劇場、ホールなどの文化施設の職員
  • 自治体、NPO、企業で地域や市民連携施策や事業を担当する職員・スタッフ
  • 地域の課題解決に取り組みたい方

2023年度カリキュラム

地域文化の土台を積み上げる、生きたアーカイブを目指して。

【1】2023年度キックオフシンポジウム
記録をどう「つくる」「つたえる」「つかう」か
—文化施設におけるアーカイブのあり方を考える—

日時: 2023年7月30日(日) 13時~17時
会場: 北海道大学文系講義棟6番教室
   ※zoomによるオンライン配信を併用

■パネリスト
・佐藤良子(静岡文化芸術大学 准教授)
・甲斐賢治(せんだいメディアテーク アーティスティック・ディレクター)
・岩崎久美子(放送大学 教授)

■司会・コーディネーター
・佐々木亨(北海道大学文学研究院 特任教授)
・卓彦伶(北海道大学文学研究院 特任准教授)

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ゆっくり、じっくり、草の根のスロー・ミュージアム論。

【2】エクスカーションとシンポジウム
ミュージアムからはじまる共感の文化圏

日時: 2023年9月2日(土) 11時〜16時30分
会場: 夕張市拠点複合施設りすた 多目的ホール
   ※zoomによるオンライン配信を併用

■パネリスト
・岡部兼芳(はじまりの美術館 館長)
・高橋麻衣(八戸市美術館 学芸員)
・山口一樹(夕張市教育委員会 学芸員)

■司会・コーディネーター
・今村信隆(北海道大学文学研究院 准教授)

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「訪れる」だけじゃない! ミュージアムと観光の相互作用の可能性。

【3】シンポジウム
観光客が訪れる場をこえたミュージアムの役割

日時: 2023年9月24日(日) 13時~17時
会場: 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟W203室
   ※zoomによるオンライン配信を併用

■パネリスト
・石川直章(小樽市総合博物館 館長)
・山田央(七飯町歴史館 学芸員)
・花岡拓郎(大和ミュージアム 学芸員)

■コメンテーター
・石黒侑介(北海道大学国際広報メディア・観光学院 准教授)

■司会・コーディネーター
・卓彦伶(北海道大学文学研究院 特任准教授)

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【4】ワークショップ
「ミュージアムと観光の新たな関係を創造する」ためのワークショップ

  • 2023年10月~2024年1月の間で4回程度(各回3時間程度)のワークショップを開催
  • 会場は北海道大学文学研究院などにて、対面にて実施

9月21日(木)まで参加申込み受付

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地域を癒し、災害を超えていくための、アーカイブとミュージアム。

【5】エクスカーションとシンポジウム
記録と記憶-地域を活かすコミュニティ・アーカイブ

日時: 2023年10月14日(土)13時~17時
会場:厚真町軽舞遺跡調査整理事務所

■パネリスト
・定池祐季(東北学院大学 准教授)
・乾哲也(厚真町教育委員会 学芸員)
・奈良智法(厚真町教育委員会 学芸員)
・西村勇太(一般社団法人 Wellbe Design)

■司会・コーディネーター
・今村信隆(北海道大学文学研究院 准教授)

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地域を考える、地域と考える、地域で考える。

【6】2023年度公開成果報告会

日時: 2024年1月28日(日)10時~12時
会場:北海道大学学術交流会館 小講堂

■第1部 「なのにあなたは小樽へゆくの」
 ―「訪れる」だけじゃない! 「小樽芸術村」と小樽観光との関係を可視化する―

発表者: ワークショップ「ミュージアムと観光のあらたな関係を創造する」参加メンバー

■第2部 ミュージアムはまちの常備薬
―なにかと大変な世の中をちょっとだけ楽に、あるいは楽しくしてくれる(かもしれない)、ミュージアムというお薬の話―

報告者: 今村 信隆(北海道大学文学研究院)

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【7】2023年度クロージングシンポジウム
Insight on Site 地域社会とともにあるミュージアムの現場に学ぶ

日時:2024年1月28日(日)13時~17時
会場:北海道大学学術交流会館 小講堂
   ※zoomによるオンライン配信を併用

■基調講演
・小川義和(立正大学 教授・埼玉県立川の博物館 館長)

■パネリスト
・五月女賢司(大阪国際大学 准教授)
・尾曲香織(北海道博物館学芸員・北海道博物館協会)
・志賀健司(いしかり砂丘の風資料館・北海道博物館協会 学芸職員部会)
・卓彦伶(北海道大学文学研究院特任准教授)

■司会
・佐々木亨(北海道大学文学研究院 特任教授)

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受講料

本事業のすべてのイベントは、無料でご参加いただけます。

参加方法

  • イベントごとに、事前に参加登録をお願いしています。特定の回のみへの参加も歓迎いたします。
  • 【1】キックオフシンポジウム、【3】シンポジウム、【6】公開成果報告会、【7】クロージングシンポジウムにご参加の方は、各実施日の前々日13時までに参加登録をお済ませ下さい。
  • 【2】・【5】のエクスカーションとシンポジウム、ならびに【4】のワークショップにご参加の方は、ウェブサイトに記載されたそれぞれの受付締切日までに参加登録をお願いしております。
  • 各イベントへの参加登録は、本ページ各イベントの申込フォームへとお進みください。
    ※参加登録は実施日ごとに必要ですが、一度情報を入力してくださった方は、次回以降、お名前の入力だけでお申し込みが完了します。
    ※各回の参加登録時に記入してくださった情報は、本プログラムの運営のためのみに使用し、プログラム終了後は速やかに廃棄します。
  • zoomによるオンライン配信を実施するイベントに、オンラインで参加を希望される方には、申し込み後に追って参加用URLをお送りいたします。

インタビュー・シリーズ

「インタビュー・シリーズ Insight on Site 地域とともにあるミュージアムの現場に学ぶ」は日々地域社会のさまざまな主体と「対話」し、地域課題に「寄り添う」北海道各地のミュージアム学芸員およびミュージアムに携わる関係者を対象に、個々の課題やそれに対する取り組みに関する知見を集めていく企画です。

2022年度実施報告動画

お問い合わせ

〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学文学研究院 内
「プラス・ミュージアム・プログラム」事務局
Mail: plusm@let.hokudai.ac.jp
TEL: 011-706-3912 / 011-706-4053

事業実施体制

主催: 北海道大学文学研究院
共催: 北海道大学総合博物館
助成: 文化庁「令和5年度 大学における文化芸術推進事業」
(事業名「ミュージアムにおける異分野との「対話」と「寄り添い」を通じた人材育成事業」)

最近の公開イベント

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関連情報

プログラム統括教員の今村信隆准教授と佐々木亨教授による編著『学芸員がミュージアムを変える! 公共文化施設の地域力』について語る動画。10分〜14分あたりで、このプログラムのコンセプトに関係する内容を話しています。18:15〜19:45あたりで、当時構想中であったプラス・ミュージアム・プログラムについて語られています。