旅費支援

文学院では、「共生の人文学プロジェクト」(Graduate Grant Program)として、若手研究者向け旅費支援と2020年度から新しくオンライン開催学会参加費支援を行っています。

この旅費支援は、大学院生(修士課程(MC)・博士後期課程(DC))の国際学会・全国学会での研究発表および研究調査にかかる旅費を支援するものです(主として航空運賃の支援。宿泊費は含まない)。※2023年度第2期以降、1件の支援上限は20万円になりました。

申請時期

学会発表、調査とも、出発時期によって、申請時期が4期に分かれています。2023年度の申請〆切は、以下の通りです。

  申請の締切 学会・調査時期
第1期 4月13日(木) DC学会・DC調査・MC学会6月~8月、MC調査8月~9月 出発分
第2期 6月15日(木) DC学会・DC調査・MC学会9月~11月 出発分
第3期 9月14日(木) DC学会・DC調査・MC学会12月~2月 出発分
第4期 12月14日(木) DC学会3月~5月、DC調査3月、MC学会3月~5月、MC調査2月~3月 出発分

申請について

  1. 支援の対象者は、文学院の修士課程(MC)および博士後期課程(DC)の大学院生です。
  2. 学会の場合、発表が応募前や採用決定前でも申請できます。ただし、発表が採用されなかった場合には、旅費支援は取り消しとなります。また学会日程が未確定の場合でも、開催予定日で申請が可能です。
  3. 連名発表の場合は、申請者本人が筆頭発表者の場合に限ります。
  4. 応募書類とともに、応募先学会の開催要項およびプログラムを提出してください。
  5. 旅費は概算で構いませんが、「合理的な経路によって算出された、最も安価な往復航空券」代となるよう配慮してください。提出後、査定します。
  6. 支援は年度内に「学会発表」か「調査」かのどちらか1回までとします。
  7. 交通費のみの支援となります。宿泊費は支援の対象になりません。※2023年度第2期以降、1件の支援上限は20万円になりました。今後変更する可能性はあります。(2023.04.21)
  8. 休学中に発表する場合は、申請できません。発表時に復学しているのであれば申請できます。
  9. 選考は、研究推進委員会による書類審査となります。審査結果および採択後の手続き等については、申請者にメールでお知らせします。
  10. 調査への旅費支援は3月末帰着分までです。調査日数は博士後期課程は5週間、修士課程は3週間を上限とします。
  11. 修士課程学生の調査旅費支援への応募資格は、原則として本学院博士後期課程への進学を希望している者に限ります。
  12. 派遣時に旅行保険に加入していることが必要です。海外の場合は、大学指定の保険に加入していただきます。保険の詳細は研究推進室までお尋ねください。
  13. 支援後に、旅費支援を受けた学会報告や調査について研究成果を発表する場合は、「共生の人文学プロジェクト」の支援を受けたことを表示するようお願いいたします。
  14. 学振DCの方は申請できません。DX博士人材フェローシップやアンビシャス博士人材フェローシップを受けている方は、原則フェローシップの研究費(「挑戦的、融合研究の場」実施支援事業含む)を利用してください。
  15. 2023年度第2期以降、DX博士人材フェローシップやアンビシャス博士人材フェローシップを受けている方も、学振DCと同様に申請できません。今後変更する可能性はあります。(2023.04.21)

申請書類と提出先

旅費支援を希望される院生の方は、以下の書類を((2)はGoogleフォームで)研究推進室までご提出ください。

  • 学会発表(1)+(2)+(3)
  • 調査出張(1)+(2)必要があれば(4)

(1)旅費支援応募申請書(2020年度~版) → 両面印刷・押印

様式の変更がありました(2020年3月6日付)。新しい様式を使用してください。

  • 申請書は両面印刷して提出してください。
  • 申請書には、申請者の研究業績を記載する欄に、論文等の査読の有無を書くことが求められていますが、査読の有無がわからなかったり、不確実な場合は、必ず指導教員に確認してから申請するようにしてください。
  • 申請書は英語で書いてもかまいません。
  • 最後の「指導教員の所見」は、指導教員が書く欄です。※指導教員がサバティカル中の場合は代替の教員

(2)申請者情報フォーマット → Googleフォームから提出

入力項目が多いので、未記入の欄がないか、よく確認してから送信してください。(2022年度第1期申請からGoogleフォームに変更)

(3)発表応募先の学会の開催要項とプログラムのコピー(調査の場合は提出不要)

  • 学会名、日時、場所ほか学会の概要が分かるページをコピー(A4)して、提出してください。英語以外の外国語で書いてあるプログラムは、必要と思われる箇所を日本語に翻訳してください。
  • 自身の発表が記載されているプログラムのページをコピー(A4)して、自分の名前と発表題目にマーカーを記して提出してください。
  • 申請時にプログラムが確定していない場合には、学会発表が確認できる書類(メール等のコピー)を提出して、正式なプログラムが決まり次第、出張前に必ず提出してください

(4)調査日程表

海外で調査を行う場合と、国内でも調査日数が10日以上の場合は、上記(1)(2)とあわせて提出してください。

研究成果における謝辞(Acknowledgment)の表示

「共生の人文学プロジェクト」旅費支援を受けた学会発表や調査に関わる研究成果を発表する場合は、本プロジェクトの助成を受けたことを必ず表示してください。

また、雑誌等に研究成果が発表されたときは、その1部を研究推進室に提出してください(コピー、データファイル可)。

謝辞(Acknowledgment)の記載例

  • 英文
    This work was supported by Graduate Grant Program of Graduate School of Humanities and Human Sciences, Hokkaido University.
  • 和文
    本研究は北海道大学大学院文学院「共生の人文学」プロジェクトの助成を受けたものです。

旅費支援に関するよくある質問

  1. 申請手続きについて
  2. 日程について
  3. 航空券等について
  4. その他の質問

お問い合わせ

文学研究院 研究推進室(研究棟203室)
TEL: 011-706-4083, 4023
Email: kenkyu*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力ください)