プラス・ミュージアム・プログラム となりのしばふシリーズ第4回
越境して語り合う‐札幌市内の文化施設
2022年度からはじまった「北海道大学プラス・ミュージアム・プログラム」は、ひとや社会のさまざまな課題に「ミュージアムをプラスする」方法を考え、学ぶプログラムです。
「となりのしばふ」と題した本シリーズでは、ミュージアムとも近しい諸分野の専門家をお招きして、生涯学習社会での学びのあり方をひろく、そしてやわらかく、考えていきます。
『文化的コモンズ』って何だろう。この本の筆者の佐々木秀彦さんと、札幌市の3つの文化施設(博物館、劇場・ホール、図書館)のスタッフが越境して語り合います。専門人材育成や組織のマネジメントに関することから、施設の役割の再定義は必要ないのかまで、地域にとって大切な文化施設のカタチを編み直していきます。
日時
2024年11月16日(土)13時~16時
会場
北海道大学オープンイノベーションハブ「エンレイソウ」メインラウンジ
(札幌市北11条西8丁目)アクセス
※Zoomを用いたオンライン配信を併用
講師紹介
- 佐々木 秀彦
アーツカウンシル東京企画部企画課長。江戸東京博物館、江戸東京たてもの園、東京都美術館の学芸員を経て現職。専門は文化施設論、文化資源論。国や自治体の文化施策、文化施設にソーシャル・キュレーションの視点で関わる。『文化的コモンズ』(みすず書房)を2024年3月に上梓。 - 淺野 隆夫
札幌市役所プロジェクト担当部長。電子図書館や本を貸さない不思議な図書館を作り、現在はポップカルチャーに取り組む。ミュージアム、ライブラリー、ビジネスを組み合わせた札幌ならではの形を目指す。 - 松本 桜子
札幌文化芸術交流センター SCARTS事業係長。マルタ共和国での生活、静岡文化芸術大学研究員等を経て現職。博士課程にて文化政策における劇場の役割を研究。SCARTSの立ち上げ、相談サービス等の活動支援事業や調査研究に携わる。 - 山崎 真実
札幌市博物館活動センター学芸員。修士課程修了後、半年の研究生=就職浪人(?)を経て、2001年10月から現職 。主に市民向け行事や展示の企画・製作・実施の試行錯誤の現場と、札幌市の自然史系博物館計画の整備推進に携わる。
司会・コーディネーター
- 佐々木 亨(北海道大学文学研究院 特任教授)
お申込
事前のお申し込みが必要です。以下の申込フォームよりお申し込みください。
申込期限: 2024年11月14日(木)13時
参加費: 無料
※どなたでもご参加いただけます。
お問い合わせ
〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学文学研究院 内
「プラス・ミュージアム・プログラム」事務局
Mail: plusm@let.hokudai.ac.jp
TEL: 011-706-3017
事業実施体制
主催: 北海道大学文学研究院
共催: 北海道大学総合博物館
助成: 文化庁「令和6年度 大学における文化芸術推進事業」
(事業名「ミュージアムにおける異分野との「対話」と「寄り添い」を通じた人材育成事業」)