【教養深化プログラム】サイエンスリテラシー特別演習「科学と社会」開講されました

サイエンスリテラシー特別演習Ⅰ「科学と社会」が秋タームの教養深化プログラムの授業として開講されました。担当は文学研究院の蔵田伸雄先生、高等教育推進機構科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)の種村剛先生にも加わっていただきました。

人文社会科学の知見をいかしながら自然科学の研究内容を伝えるという「科学コミュニケーション」の授業でした。自然科学の研究内容のお話を聞かせていただいたのは、北海道大学大学院先端生命科学研究院の芳賀永先生でした。

8回あった授業では、まず記事を作成するということを前提として誰にどんなことを伝えたいのか、そのために何を聞きたいのか企画書を作成しました。それに基づいて実際にお話を聞き、質問をし記事にまとめていきました。

受講生の感想

自分にはなかった力を身につけられた授業だと思います。まず自分が知りたいことを聞くための質問の仕方を考えることができました。記事を書くことは、論文を書くのとは違って想定した対象に向けて最後まで読んでもらえる文章を書く文書力を鍛えることができました。興味を持ってもらうための伝え方や構成に工夫が必要でした。グループワークが多く、他の受講生がする質問を聞いてこういう聞き方もあるのかとかこういう書き方があるのかということも分かり勉強になりました。