【教養深化プログラム】「伝える媒の技術」講義が始まりました

2019年9月9日から教養深化特別演習(基礎)Ⅵ「伝える媒の技術」が始まりました。「媒」は“なかだち”と読みます。担当は科学技術社会論や科学技術コミュニケーションにも造詣が深い蔵田伸雄先生です。集中講義で3日間の開講です。

この授業は、自分が専門で研究していることをどう専門の違う人へ伝えるのか、ただ難しい話を分かりやすくするのではない、きれいなスライドや聞きやすい話し方をするのではない、「伝える」ってどういうことなのか?を考え、実践する授業です。

1日目は蔵田先生の講義のあと、受講生が自己紹介と自分が専門とする研究の紹介を行いました。今回の受講生は心理学、日本史、西洋史、言語学、英米文学などの様々な分野にわたる8名です。普段、自分が所属する研究では通じる言葉が通じなかったり、自分は当たり前だと思っていた知識が他の学生にはなかったり、意外な方向から質問が飛んできたり、と専門の話を伝える難しさを実感した初日になったようです。

以降、今度は他の受講生の専門の話を聞き取って(2日目)、それをまとめてプレゼンする(3日目)と授業は進みます。