【教養深化プログラム】「伝える媒の技術」開講されました

2019年9月11日、3日間の日程で開講された教養深化特別演習(基礎)Ⅵ「伝える媒の技術」が終了しました。この授業は、専門的な話を専門の違う人、一般の人へどのように伝えていくことができるのか考え、実践するものでした。

3日間の授業の内容は、次のように進んでいきました。担当の蔵田伸雄先生の講義をはさみながら、初日は事前に用意してきた自分自身の研究内容を受講生に発表してもらいました。2日目は、今度は受講生同士でペアを組んで、相手の研究内容を聞き取るということを行いました。3日目は聞き取った内容をもとにペアとなった受講生の研究内容をまとめて発表しました。

この授業を通して、「自分の研究を自分で伝える技術」だけではなく、「他の人の研究を聞き出す技術」、そして聞いた結果を発表することで「聞いた結果を再構成する技術」も学びました。他の受講生に自分の研究内容をまとめてもらうことで本人が直接発表するよりも伝わる部分があったり、”(自分の研究は)そういうことだったんだ!”という発見もあったようです。

授業終了後、受講生はペアとなった学生の研究内容を雑誌記事をイメージしたレポートにまとめるという最終課題を提出します