【教養深化プログラム】「古典を読む(1)」開講されました

【教養深化プログラム】教養深化特別演習(基礎)「古典を読む(1)」が開講されました。

教養深化プログラムでは4つの「古典を読む」という科目を提供しています。世の中では「古典」と呼ばれるものには様々なものがあります。教養深化プログラムでの「古典」は、人文社会科学の研究の根幹を基礎づけるような基本文献を「古典」と呼んでいます。

6月から8月までの夏タームで開講されていた2科目の1つが谷古宇尚先生担当の「古典を読む(1)」です。

谷古宇尚先生の専門は西洋美術史(イタリア美術史)ですが、その専門だけにとらわれず人文社会科学の基本的な文献となるような「古典」6冊をセレクトしています。

 

オギュスタン・ベルク『風土の日本』

アンリ・フォシヨン『かたちの生命』

クロード・レヴィ=ストロース『悲しき熱帯』

芳賀徹『絵画の領分―近代日本比較文化史研究』

李恢成『サハリンへの旅』

下村寅太郎『アッシジのフランシス研究』

 

毎週1点ずつ古典を取り上げて、担当の受講生が概略の報告、ディスカッションを行いました。自分自身が専門とする分野に引き付けて考えたり、専攻する分野が違う学生が議論することで新しい視点を得られたりと互いに刺激になったようです。