【研究成果】透明マスク着用が表情の知覚に及ぼす効果を検証
コロナ禍のマスク常用で口元が見えない事への対処として期待

北海道大学大学院文学研究院の河原純一郎教授(心理学研究室)らの研究グループは、福山大学の宮崎由樹准教授、ユニ・チャーム株式会社と共同で、口元のみえる透明なマスクの利用が表情の知覚に及ぼす影響を検証しました。不織布マスク、透明マスク、およびマスク未着用顔の表情の読み取りやすさを比較したところ、「不織布マスク着用顔は、マスク未着用顔とくらべて表情が読み取りづらいこと」、「透明マスク着用顔は、マスク未着用の場合と同じくらい表情が読み取りやすいこと」が明らかにしました。北海道大学の英文プレスリリースおよび福山大学のプレスリリースでも紹介されています。

研究成果は2022年6月15日にi-Perception誌にオンライン掲載されました。