【教養深化プログラム】「古典を読む(2)」開講されました

秋タームの教養深化プログラムの授業として、川口暁弘先生の教養深化特別演習(基礎)Ⅱ「古典を読む(2)」が開講されました。

取り上げられた文献は次の6冊です。
丸山眞男『日本の思想』
柳田国男『明治大正史世相編』
福田恒存『人間・この劇的なるもの』
白川静『漢字』
石川九楊『筆蝕の構造』
中村真一郎『文章読本』

6冊を通して日本人のものの見方、それを表現する言葉がどう生まれてきたかについて理解を深める構成となっていました。

受講生の声

この授業では毎週、文献を読み紹介文を書いてから授業に臨みました。本の魅力を伝えるには内容を正確に要約するということも必要でしたし、それだけではなく自分の意見や感想も考えてまとめる必要がありました。本を一冊読むことで、一部分を読むだけでは足りなく、全体を読むことで理解が進むことも分かりました。自分だけでは読むことがなかっただろう本に触れることができたこともよかったです。