12月1日に、若手研究者支援セミナー「海外デビューのススメ」が開催されました。このセミナーは、若手研究者が海外に研究の場を広げてアカデミックキャリアを積んでいくための「はじめの一歩」を後押しするために開催されました。当日は、外国語を用いる研究分野のほかにも、広い研究分野からの若手研究者の参加がありました。
今回のセミナーでは、4人の話題提供者にご自身の海外経験をお話しいただきました。今年初めて国際学会で研究発表を行った大学院生から、海外経験豊富な教員まで、異なる海外経験をもつ方たちによる、国際学会発表、研究留学、海外での学位取得など多彩な話題提供がありました。その中で、海外で研究活動をすることは、ただ単に海外に出るだけ、自分のキャリアパスにつながるという小手先のものではなく、ことば、価値観、研究手法、視点などが異なる世界で、自分自身の研究を根本から鍛え直し、ネットワークを広げる貴重な機会である、という海外研究の本質的な価値について議論が深まりました。
当日のアンケートに寄せられた質問への回答。
また、今回セミナーに参加できなかった方で、当日の資料・動画をご覧になりたい方は、研究推進室(研究棟203室)にて閲覧可能です。