専門研究員の覚知頌春さんが、公益財団法人ドイツ語学文学振興会より63 奨励賞を受賞

文学研究院専門研究員の覚知頌春 (かくち のぶはる) さんが、公益財団法人ドイツ語学文学振興会より第63回 (2023年度)奨励賞を受賞しました。

受賞論文は「低地ドイツ語における疑似並列」(日本独文学会『ドイツ文学』164号) です。

授賞式は、6月3日の日本独文学会春季研究発表会 (明治大学) の席上で行われます。

同賞は1961年の第1回以来、ドイツ語学文学の分野で最も優れた論文を上梓した36歳未満の若手研究者に対して、毎年授与されているものです。

北海道大学大学院文学研究科・文学院出身者からは、第49回 (2009年) 熊坂亮氏「Zur „zum -Konstruktion“ im Zürichdeutschen」(日本独文学会『ドイツ文学』137号)、第51回 (2011年) 西出佳代氏「ルクセンブルク語における補文標識の屈折」(日本独文学会『ドイツ文学』140号 ) の2名が受賞しており、今回で合計3名となります。

最近の20年間にドイツ語学の分野で同賞を受賞したのは10名ですが、その中で北海道大学大学院文学研究科・文学院出身の受賞者は3名を数え、これは全国の大学の中で最多の受賞者数にのぼっています。

覚知頌春
6月3日に行われた授賞式の様子

本件に関するお問い合わせ
清水 誠(言語科学研究室 特任教授)
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