【教養深化プログラム】「デジタルクリエイティブ基礎」授業が始まりました

教養深化プログラムのサイエンスリテラシー特別演習中の1科目「デジタルクリエイティブ基礎」の授業が2019年6月14日から始まりました。この授業は、プレゼンテーション、各種デザインから写真・動画の投稿にいたるまで、デジタルコンテンツのビジュアル表現に必要とされる基礎技術を理解し、実際に活用できるようにすることを目標とし、アドビシステムズ株式会社様の協力を得て開講されています。

講師は、アドビの近藤祐爾先生です。授業は、講義と実習を組み合わせて、計4回・8コマ・1単位授業として実施されます。1回目のテーマは「概要+構成+造形+色彩」です。

近藤先生による具体例を豊富に用いた講義の後、受講生は演習教材を使いながら、実際にソフトウェアを体験し、自分のアイデアを形にしていきます。この講義の大きな特徴は受講生が自分のノートPCを持ち込み演習するBYOD環境*で行われることです。自らの端末で作業を行うため、授業時間外にも演習、作業をすることができ、より早く高いレベルへのスキルアップが期待できます。
* BYOD(Bring Your Own Device): 自身のノートPCを講義室に持ち込んで作業すること。大学のPC室の端末利用の場合、その場限りの演習になるが、自身の端末とソフトウェアを利用することで、授業外でも使えることがメリット。

講師の近藤先生とインストラクターの名久井舞子先生の丁寧な解説により、楽しく実践に取り組むことができました。イラストレーターのすぐに使える簡単なティップスを紹介していただき、初心者の受講生であっても、次々と作業をしていました。次週のテーマは、「画像処理」です。