〈Hokkaido Summer Institute 2019〉「論理学特別演習:論理学入門2019」 /Logic: Introduction to Logic 2019開講されました

8月13日~17日の5日間、Hokkaido Summer Institute 2019 / Hokkaidoサマー・インスティテュート2019開講科目のひとつ、Logic: Introduction to Logic 2019 / 論理学特別演習:論理学入門2019が開講されました。講師は本学文学研究院の佐野勝彦先生です。

講義する佐野先生
講義する佐野勝彦先生

この講義は、どの分野においても必要となる論理的思考力を身につけることができるように設計されており、講義と演習を組み合わせて授業が進みました。

課題に取り組む受講生たち
演習に取り組む受講生たち

講義ではまず、佐野先生が「論理とは何か」を考えるところから導入し、「命題論理」「様相論理の言語とその意味論の基礎知識」「一階述語論理」と学びを進めていきました。毎回の演習では、参加者の解いた問題に対して佐野先生とティーチングアシスタントが重要ポイントを解説し、参加者の理解を深めていました。

問題を解説する佐野先生
問題を解説する佐野先生
ティーチングアシスタントが解説
ティーチングアシスタントが解説

アンケートでは、「実際に手を動かして問題を解くことが多い点が良かった。そのおかげで何が分かっていて何が分かってないのかの把握がしやすかった」「解説がとてもわかりやすかった」「自分ではわからなかった問題が少々多すぎて困りましたが、先生の解説がとても親切でした」など、講義と演習で理解が深まったことがうかがえました。この5日間の講義で基礎を身につけたうえで、次週の開講科目、Philosophy: Dynamic Epistemic Logic and its Applications / 哲学特殊講義:動的認識論理とその応用(担当講師は、佐野先生のほか、フランス国立科学研究センターのハンス・ファン・ディトマーシュ先生、本学名誉教授の山田友幸先生)に進み、学びを深める参加者も多くいました。

集合写真
集合写真