申請書の書きセミナー2014開催されました

4月9日に学術振興会特別研究員(DC・PD)の申請書の書き方について、セミナーが開催されました。学振のDCやPDの特別研究員経験者に話題を提供していただき、申請書を書く際のさまざまな経験談や注意すべきことについてお話を伺いました。

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セミナーの話題は、申請書を書く意義や個別の方法論のほか、面接審査の様子、準備にかける時間配分など多岐にわたりました。また、教員コメンテーターも参加して、申請書の書き方にとどまらず、研究者としての心がまえについてのお話もありました。

当日の出席者は、修士課程、博士後期課程の大学院生のほか、専門研究員等を含む60名。アンケート結果によると、多くの方が「役に立ちそうだ」「今後も是非続けてほしい」と評価していました。概説的な話題、具体的なテクニック、心構えなど、さまざまな話題についても好評で、申請書作成に対して前向きな意見が多く出されました。また、学振の申請書作成に対してだけではなく、他の外部資金獲得や、自身の今後の研究活動について考える良い機会となったという意見もありました。

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「研究生活を続けるということは申請書を書き続けること」
学振申請書を書く意義について語る松下さん(DC2)
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面接審査の様子を説明する岸本さん(DC1)
昨年のこのセミナーに参加した後、申請書を作成した
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「準備期間は限られている、少しでも早く準備を始めたほうがいい」
とアドバイスするトムソンさん(DC1)
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「審査結果が自分の研究の方向性を見直すきっかけになる
一度の不採択であきらめず申請し続けることが大事」
と励ます林寺先生(DC1・PD経験者)