11月13日、部局間交流協定校である英国・サセックス大学(University of Sussex)のJonathan Bacon氏ら4名が北大を来訪されました。
一行は、ミシェル・ラフェイ国際交流室長のエスコートのもと、一日かけて北大を視察されました。
午前中は国際本部を訪問し、国際本部のスタッフからHokkaido ユニバーサルキャンパス・イニシアチブ(HUCI)の紹介がありました。サセックス大学は、北大との共通点も多く、サマーインスティテュート(SI)やラーニング・サテライト(LS)などの国際協働教育事業に大きな関心を示されました。
さらに農学研究院副研究院長の井上 京先生をはじめ、国際連携研究教育局(GI-CoRE)のスタッフからGI-CoREの組織や研究教育体制について説明をうけ、サセックス大学の関心のある研究分野について情報交換を行いました。
午後は白木沢文学研究科長と面談が行われ、研究科長から文学研究科について概要説明がありました。
その後、文学研究科内で小川准教授(心理システム科学講座・脳科学研究教育センター兼任)から、脳科学研究教育センターの説明と先生の研究紹介が行われました。神経科学がご専門のBacon教授と最新の脳科学研究について、活発な討論が行われました。
さらに、蔵田教授(倫理学講座・サステイナビリティ学教育研究センター副センター長兼任)、辻准教授(同センター)より、これまでセンターで取り組まれてきた国際連携教育システムの実践報告がありました。グローバル・スタディーズ教育を担当されているMoses 教授から、海外とのリアルタイムの双方向遠隔授業について、技術面や連携先とのコミュニケーションについて具体的な質問が寄せられました。
最後に、来年、サセックス大学への留学を希望している文学研究科の学生たち(2名)と国際交流担当のSinclairさんとの交流の時間が持たれました。学生たちは、留学前の事前情報収集ができて不安の解消になったようです。