竹内康浩教授と博士後期課程の朴舜起さんが小林秀雄賞を受賞

文学研究院 欧米文学研究室の竹内康浩 教授と博士後期課程の朴舜起さんが、第21回「小林秀雄賞」を受賞しました。受賞対象作品は、『謎ときサリンジャー: 「自殺」したのは誰なのか』(竹内康浩・朴舜起 著)です。

この賞は、財団法人新潮文芸振興会が主催する学術賞で、自由な精神と柔軟な知性に基づいて新しい世界像を呈示した日本語による言語表現作品(小説・戯曲・詩歌等を除く)に与えられるものです。第21回は、令和3年7月1日から令和4年6月30日までの作品を対象としています。

今回の受賞理由は以下の通りです。

サリンジャーの短篇「バナナフィッシュにうってつけの日」からここまで論を豊かに展開した。単なる「研究」から飛び出し、「謎とき」以上の次元に到達している。ストイックなまでに、テキストに純粋に向き合った姿勢を評価する。

本件に対するお問い合わせ
竹内康浩(欧米文学研究室教授)
Email: takeuchiyasuhiro*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力ください)