新型コロナウイルス感染症の感染防止に関する文学院文学部の対応について(421日)

文学院・文学研究科の学生、文学部生、研究生並びに研究員のみなさんへ

2020.04.21

みなさま、異例の状況の下、いろいろとご苦労なさっていることと思います。そのような中、大変残念なお知らせをしなければなりません。

みなさんもご存じのとおり、今般の状況を受け、北海道大学では、4月17日(金)に、下記の『行動指針(BCP)』を定めるに至りました。

さらに、昨日4月20日(月)、このレベルは「レベル2」から「レベル3」に引き上げられました。

「レベル3」における「研究活動」の行動指針では、
以下の研究スタッフ(事情によっては大学 院生・研究員も可)のみ研究室への立ち入りを許可する。ただし、可能な限り交代制とする。

  1. 中止することにより大きな研究の損失を被ることになる、長期間にわたって継続している実験を遂行中の研究スタッフ
  2. 進行中の実験を終了あるいは中断する業務に関わる研究スタッフ
  3. 生物の世話、液体窒素の補充、冷凍庫修理など研究材料の維持あるいはサーバーの維持のために一時的に入室する研究スタッフ

とされています。

そこで、この行動指針を受け、文学院・文学部では、まずは以下の行動をとっていただくことをお願いいたします。みなさまには、研究室や自習室への立入りは差し控えていただき、もしやむを得ない事情がある場合には、所属する研究室の研究室主任の許可を得るようにお願いいたします。この措置の詳細については、以下の通りといたします。

  1. 上記の措置は4月23日(木)から実施するものといたします。なお、今後の状況により、適宜変更されることがあります。
  2. みなさんが研究室主任の許可を得て、文系棟に入る場合には、経済学部もしくは教育学部東側の入り口をご利用いただき、教育学部の警務員室前に設置してある文学部用の「入退者管理簿」に、入室者名、入退時刻、訪問先(研究室)を必ずご記入ください。なお、記入する前と記入後に必ず備え付けの消毒液で手を消毒するようお願いいたします。

建物の構造上、文系全体に影響を及ぼす事柄でありますこと、くれぐれもご賢察ください。また、文学部の東西の入り口はいずれも常時施錠させていただきます。

なお、上記の措置は今後より厳しいものとなる場合があることをお含みおきください。みなさんやみなさんの周りの方々の健康のため、また、日夜この感染症と格闘している医療従事者のみなさんの負担を少しでも軽くするため、そして、一日も早く事態を収束し、みなさんが良好な環境の中でさらに研究に邁進することができるようになるため、ご理解・ご協力を切にお願いする次第です。

文学研究院長・文学院長・文学部長
藤田 健