社会がいかなるものかを多角的に解き明かす

人間システム科学コース※ 3年生 三上 夢仁 さん

人間は日々の中で、特に深く考えることなくいろいろな行動や選択をしています。そうした行為の一つひとつが如何なる要因によって規定されているのかを知りたいと思い、人間システム科学コースを選びました。本コースでは人間や社会について、心理学や行動科学、社会学などさまざまな視点から学習できます。研究対象に対する多様なアプローチ方法を知ることができ、柔軟で価値創造的な研究が可能です。

私は社会学を専攻しています。社会はどこにでも存在します。なぜなら人が他の誰かと出会った瞬間に、一つの社会がそこに生まれるからです。私たち人間が知らず知らずのうちに作り上げ、生きている社会。それが如何なるものかを研究するのが社会学です。社会学の研究では、格差拡大などマクロな現象から、対人関係などミクロな現象まで幅広く扱います。人間という生物は本当に面倒で、相手が何を考えているのかが理解できずに混乱することが皆さんにもあると思います。本コースではそうした困難を解きほぐす、人間を理解する手立てが得られます。人間を知りたい、理解したいと思っている方は是非どうぞ。
※人間システム科学コースは2019年度入学者より人間科学コースに変わります。