言語を中心に世界と人間の関わりを考える

言語・文学コース 4年生 萩田 育代 さん

1年生の時、語学研修でスペインに行った際、現地の人々や生活に魅了され、スペイン語を深く学びたいと思い、言語・文学コースを選びました。本コースには、私たちが日常生活で当たり前のように使っている「ことば」は、なぜ相手に伝わるのかという問題や、世界中の言語が現在の形になるまでにどのような変化をしてきたのかという言語の歴史を学ぶ授業があります。特に、私が専攻しているスペイン語学は、スペイン語の構造について実際の文章を用いて分析します。たくさんの言語に精通した先生の下での少人数のゼミ形式なので、他の言語との比較もでき、より濃密な知識を得られます。また、授業選択の自由度が高く、もともと興味のあった西洋史学の授業も受けることができてよかったです。世界と人間の関わりについてさまざまな視点から研究したいと考えている人や、たくさんの言語を追求したいという人には、このコースをおすすめしたいです。