様々な交流を通して多角的なものの見方を養う

哲学・文化学コース 4年生 田村 萌衣 さん

私は高校生の時から倫理学に興味を持っていました。様々な個性を持ち合わせた人々が生活を共に営む世の中で、どのような価値観・倫理観をもってすれば生き抜くことができるのか、その指標がほしかったのかもしれません。現在は、情報化社会に生きる我々にとって必要不可欠なメディアの報道の在り方について問いなおす報道倫理に関心を持ち、指導教員と卒業論文のテーマについて話し合っています。コースには複数の研究分野があり、私はその中から倫理学を選びました。研究室の違いこそありますが、その枠を超えて他の研究室で学ぶ学生とも交流し、多角的なものの見方を採り入れようと努めています。また、研究室には知識豊富な先輩にいつでも質問ができる環境が整っていることも魅力の一つです。教員や先輩、同期とのつながりが強く、意欲さえあればどんな些細な問題でも学ぶことが可能です。あなたも日常でみつけた違和感や疑問を学問にして一緒に育ててみませんか。

(2017年5月、3年次に取材)