〈Hokkaido Summer Institute 2017〉「日本の社会言語学における諸問題」開催されました/Issues in the Japanese Sociology of Language was held

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8月7日〜10日の中の4日間、Hokkaido Summer Institute (HSI) 2017 / 北海道サマーインスティテュート2017 開講科目のひとつ、Issues in the Japanese Sociology of Language(日本の社会言語学における諸問題)が開催されました。

26名の受講者のうち、半数の13名が学外からの受講者でした

このプログラムは、現代の⽇本語、アイヌ語、琉球語や様々な「⽅⾔」の実態を、国家や社会の変化との関係で考える授業です。文学研究科社会システム科学講座の今井順先生がプログラムコーディネーターとなり、ヴェネツィア大学より社会言語学者のパトリック・ハインリッヒ先生を講師としてお招きして、最新の社会言語学を学べる演習形式の集中講義です。

授業では、講義のほか、ビデオを見たり、ディスカッションを行ったり、さなざまな活動が盛り込まれ、受講生からは、テーマを掘り下げた内容とともに、ハインリッヒ先生の教授方法の素晴らしさに高い満足を示す感想が寄せられました。

満員の教室。受講生との対話により授業を進める講師の
パトリック・ハインリッヒ先生(ヴェネツィア大学 アジア・北アフリカ研究学部)