文学研究科博士後期課程の塩崎 大輔さんが、「北海道オープンデータハッカソン サッポロオープンデータGIS大賞」にてNTTグループ賞を受賞

塩崎 大輔さん(人間システム科学専攻 地域システム科学専修・博士後期課程3年)が、「北海道オープンデータハッカソン サッポロ・オープンデータGIS大賞 in 札幌」(2016年2月27日開催)において、NTTグループ賞を受賞しました。

「北海道オープンデータハッカソン サッポロ・オープンデータGIS大賞 in 札幌」は、札幌市のオープンデータを活用したアプリの開発を目的としたハッカソンイベント(共創型の開発イベント)です。特定非営利活動法人Digital 北海道研究会が主催し、今回は、地図を背景に多様な情報をインターネット配信、またはアプリ表示することで観光、防災、教育等に関しての社会的ニーズに寄与するシステムの開発を目指しました。

受賞対象となったのは、塩崎さんがリーダーを務めたチームSnowWhite++が開発した「防災教育支援アプリManaVi」です。教室にいながら、疑似的に避難行動の初動(避難所検索)を体験することができるWebアプリケーションで、オープンデータの災害情報を利用することにより、自分が判断した避難経路においてどのような状況が想定されるのかを知ることができます。
開発に当たっては「札幌市浸水想定区域データ」や「避難所GISデータ」など、札幌市の提供するオープンデータが利用されています。また「WebRTCによるビデオチャット機能」や「地図ノート作成機能」など、教育の現場で利用されることを想定した機能も盛り込まれています。

本記事に関するお問合わせ先

橋本 雄一(文学研究科 地域システム科学講座 教授)
Email: you*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力ください)