博士後期課程の相馬ゆめさんが日本リスク学会の奨励賞を受賞

文学院博士後期課程の相馬ゆめさん(人間科学専攻・行動科学講座/日本学術振興会特別研究員)が、2025年度日本リスク学会「奨励賞」を受賞いたしました。

この賞は、日本リスク学会に3年以上継続して在籍し、今後一層の発展が期待される優秀な研究業績を挙げた40歳未満の会員に授与されるもので、学会誌を中心に、過去数年間に公表された学術図書ないし学術論文が審査の対象となります。

相馬さんの選考理由は、「博士後期課程の大学院生でありながら、学会誌『リスク学研究』において、筆頭著者としての原著論文をはじめ、共著も含め数多くの発表を行ってきている。また、リスク学分野に限らず、心理学分野においても筆頭著者論文を執筆しており、優れた研究業績を挙げている。日本リスク学会の年次大会にも積極的に参加・発表をしており、2023年度には口頭発表部門での大会優秀発表賞を受賞していることに加え、他者への発表に対しても多くの質問や建設的な議論を展開しており、その積極的な姿勢も高く評価できる」とされています。

2025年11月8日、第38回日本リスク学会年次大会で表彰式と受賞講演が行われました。

本件に関するお問い合わせ
大沼 進(行動科学研究室 教授)
ohnuma*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力ください)