書香の森企画展示「ヒグマのとなりつかず、はなれず→ 」展示詳細

書香の森の企画展示を更新しました。この展示は2022年度後期のミュージアム・スタディーズ演習「ミュージアム資料の動物誌2022」(担当教員: 久井貴世准教授)にて制作したヒグマに関する展示を素案として、コンセプトの見直しと改良・編集をおこない、文学院・文学部および理学部学生が協力して制作したものです。

ヒグマのとなり ←つかず、はなれず→

パート1:あなたにとってヒグマとは?

今回の展示にあたり、2023年4月から5月にかけて北大関係者に実施したアンケート結果を抜粋しました。

  • ヒグマの「怖い・恐ろしい」というイメージについて
  • 自治体が実施している対策について

パート2:ヒグマの生態

エゾヒグマの大きさ、分布、行動範囲、生活、食性などヒグマの生態を明らかにします。ヒグマ頭骨の歯にも注目。

パート3:ヒグマの個性

メディアから伝わるイメージだけではなく、ヒグマの個性・個体差に目を向けてみました。

パート4:ヒグマと人間の距離の歴史

明治期から昭和前期にかけてのヒグマの出没地、昭和中期からのヒグマ対策の歴史、土地利用の変化からみるヒグマと人間の距離について紹介します。

パート5:都市部の私たちにできること

ヒグマと人間のすみわけについて、都市部にすむ私たちにできることは何があるのでしょうか?さっぽろヒグマ基本計画2023の提案を紹介します。ヒグマと人間が「つかず、はなれず」適度な距離感を保って共存できる場所を一緒につくりあげていきませんか。

パート6:「共存」を考える足がかり

今回の展示制作にあたり参考にした情報源(書籍、雑誌、新聞記事、WEB情報)を紹介。書籍は書棚に展示しています。

今回の展示に関わったメンバー