文学院文学研究科の学生、文学部生、研究生並びに研究員のみなさんへ(61日更新)

みなさんには不自由な生活を送られていることと思います。こうしたなか、みなさんのご理解ご協力の下に、オンライン授業という異例の形ではありますが、授業を進めることが叶い、何よりと思っております。

すでにご存じかとは思いますが、政府の緊急事態宣言が解除されたのを受けて、本学でも行動指針レベル3が6月1日から再びレベル2に下げられることになりました。

しかしながら、感染症流行の状況が消えたわけではなく、みなさんの健康・安全を第一に考え、文学部・文学院では、レベル2に対応した形で、下記のように研究室利用の方針を考えたところです。この措置がみなさんの勉学・研究の大きな妨げとなっており、大変なご不便をおかけしていることはわたしたち教員も承知しています。しかしながら、今は感染症拡大を抑え、一日も早くもとの自由な生活を取り戻せるように、皆が一丸となって努力を続けるときだと思います。

つきましては、みなさんには以下の事項を引き続き順守いただくよう強くお願いいたします。

  1. 研究室への入室は、必要最小限度の場合に限る。
  2. 入室には研究室主任の許可を得たうえで、チェックシートを提出する。
  3. 同時間帯に複数人の入室は、なるべく避けるようにする。
  4. 滞在は短時間に限り、原則として最大でも2時間とする。
  5. 研究室に入室する場合はできるだけマスクを着用し、他の学生と話すときは社会的距離を保ち、各研究室に配布した消毒液で手指を消毒、机などもできるだけ消毒するなど、感染症拡大防止に最大限留意すること。
  6. 現在、文学部棟の玄関は東側・西側とも施錠しており、文系棟に入るには教育学部東側玄関と経済学部東側玄関のみが開いていますが、この措置は継続されますので、この2つの玄関から入ってください。なお、これまでお願いしていた入退者管理簿への記載・登録は停止いたします。

以上の措置は、今後の状況により変更することもあり得ます。その際には、すみやかにお知らせするようにいたします。

授業を受講する上で不具合が生じた場合には、引き続き遠慮なく授業担当教員や担任・指導教員に相談してください。また、悩みごとなどがある場合には、担任・指導教員に相談したり、学生相談室を利用するなどしてください。

札幌圏では感染者がなかなか減らない状況が続いていますので、もうしばらくの間みなさんのご理解・ご協力をお願いいたします。

文学院長・文学部長 藤田 健