博士後期課程の 次郎さんが34回暁烏敏賞を受賞

文学研究科博士後期課程1年の猪ノ原 次郎さん(思想文化学専攻・哲学倫理学専修)が、第34回暁烏敏賞を受賞いたしました。

暁烏敏は、近代的な哲学思想を広め、20世紀上半期の精神文化界に大きな影響を与えた石川県白山市出身の人物です。暁烏敏賞は、白山市が暁烏敏の優れた功績を讃え末永く顕彰するとともに、伝統文化の継承発展と21世紀を担う青少年の健全育成を図り、有為な人材の輩出を願って設立した賞で、国内外より募集した懸賞論文の中から選考されます。

今回受賞対象となった論文は 「『善の研究』へのあたらしい展望―諸主題の連関と「統一」の問題をめぐって―」で、第1部門(哲学・思想に関する論文)の奨励賞論文となりました。

贈呈式は、11月3日(土・祝)に開催され、賞牌と副賞が贈呈されました。

暁烏敏賞の詳細について(白山市ウェブページ)
入賞論文(白山市ウェブページ)

本件に関するお問い合わせ
田口 茂(倫理学講座 教授)
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