博士後期課程の石橋 伸恵さんが「2015年度 SAGE北大 社会科学国際優秀論文賞」を受賞しました

文学研究科・人間システム科学専攻 行動システム科学専修の石橋 伸恵さんが、2015 SAGE-Hokkaido Award for Best Journal Article in Social Sciences(2015年度 SAGEー北大 社会科学国際優秀論文賞)を受賞しました。

SAGEー北大 社会科学国際優秀論文賞は、北海道大学社会科学実験研究センターとSAGE Publications Asia-Pacificとの共催による、本学大学院生を第一著者とする人文社会科学系分野の国際論文賞です。

受賞論文は、以下の通りです。

標題:Quantum Decision-making in Newcomb’s Problem: Effect of Reward Size.
著者:Ishibashi-Ohmura, N., & Takahashi, T.
掲載誌:NeuroQuantology, 13(3), 293-298
受賞理由:人間に備わっている様々な「非合理性」については、これまでも多くの研究がなされてきたが、本研究は量子意思決定理論という最新の理論を用いて人間が確率判断の際に非合理的に振る舞うことを説明しようとするものである。最新の理論を用いている点、及び実験結果の解釈の独自性は極めて高く、今後の当該分野の発展に寄与する可能性が高いと評価した。

授与式の詳細は社会科学実験研究センターウェブサイトをご覧ください。

本記事に関するお問い合わせ先

高橋 泰城
Email: ttakahashi*lynx.let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えてください)