【研究成果】赤ちゃんには錯視が生じない?
生後半年未満の乳児における特徴統合能力

北海道大学大学院文学研究院の鶴見周摩助教(心理学研究室)、日本女子大学の金沢創教授、中央大学の山口真美教授の研究グループは、生後半年未満の乳児では複数の特徴を誤って統合する「misbinding」という錯視現象が生じず、これらの乳児は大人とは異なり、世界をありのままに見ている可能性を示しました。

この成果は、2023 年 12 月 6 日(英国時間)付で「英国王立協会紀要(Proceedings of Royal Society
B)」のオンライン版に掲載されました。北海道大学のプレスリリースでも紹介されています。

論文情報
  • 論文タイトル: Infants’ visual perception without feature-binding
  • 掲載雑誌名: Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences
  • DOI: 10.1098/rspb.2023.2141