〈特集図書展示No.26〉ゲーム本を攻略せよ(寺農織苑選書)展示詳細

書香の森・特集展示の更新を行いました。今回の展示は、同じ書香の森で開催されている企画展示「ゲーム展示を攻略せよ」と連動した企画です。展示を企画した博物館学研究室の寺農織苑さん(博士後期課程)が選んだゲームに関係する本を展示しています。企画展示と一緒にお楽しみください。

  • 展示期間: 2022年8月8日(月)〜10月7日(金)
  • 展示会場: 文学研究院 玄関ホール横 書香の森書棚内

展示図書リスト

  • 『遊びと人間』ロジェ・カイヨワ(多田道太郎・塚崎幹夫訳) 1990 講談社
    遊びをアゴン(競技)、アレア(賭け)、ミミクリ(模倣)、イリンクス(渦巻)の4つに分類して遊びとは何かを書いた1冊です。今でもこの分類は使われています。
  • 『デジタルゲーム学入門 レポート作成から論文執筆まで』 小林重信編著 2020 ミネルヴァ書房
    ビデオゲーム研究とは何をすればよいのかが書かれています。本書にはレポートや論文の書き方も掲載されているので、学部1年生の方は読んでみてはいかがでしょうか。
  • 『ファミコンとその時代 テレビゲームの誕生』 上村雅之・細井浩一・中村彰憲 2013 NTT出版
    ビデオゲーム研究をしたい人はすべからく読むべきです。
  • 『それは『ポン』から始まった アーケードTVゲームの成り立ち』 赤木真澄 2005アミューズメント通信社
    ビデオゲーム産業についてはとりあえず本書を読めば間違いありません。ビデオゲーム産業を論じるときは100%参考文献に上がっています。

  • 『デジタルゲーム学研究』第12巻第1号 日本デジタルゲーム学会 2019
    実はビデオゲームの学会があり、本書はその学会の学会誌です。学生会員は年会費5,000円ですので「ゲーム研究をしよう!」と思った方は入会してみてはいかがでしょうか。
  • 『ゲーム脳の恐怖』 森昭雄 2002日本放送協会出版
    「ゲームをしたら暴力的になる」ということが書いてありますが、今は完全に否定されています。もし本当なら数多の恋愛ゲームをやった寺農になぜ彼女がいないのでしょうか。
  • 『ビデオゲームに関する心理学的研究-ゲームプレイヤーの心理状態とボタン操作行動を中心に-』 小孫康平 2012 風間書房
    ゲームでミスをしたときの心理状態はどうなっているのかを分析した研究です。ミスをしたときはコントローラーではなく人に原因があることが明らかになってしまいました。

  • 『ゲームの社会的受容の研究-世界各国におけるレーティングの実際-』 白鳥令 2003 東海大学出版会
    ビデオゲームが世界でどのように受け入れられているのかを様々な角度から分析した1冊です。レーティング(ビデオゲームの年齢制限)の章は読み応えがありました。
  • 『日本ゲーム産業史 ゲームソフトの巨人たち』 日経BP社ゲーム産業取材班 2016 日経BPマーケティング
    わが国のビデオゲーム産業については本書を読めば分かります。本書にはビデオゲームを作ってきた人たちの証言がまとめられており、リアルな現場を知ることができます。
  • 『ゲーム学の新時代 遊戯の原理 AIの野生 拡張するリアリティ』 中沢新一・中川大地編著 2019 NTT出版
    現在のビデオゲーム研究のトレンドが網羅されています。どのジャンルからビデオゲームを研究しようかと迷っている人は読んでみてください。