〈Hokkaido Summer Institute 2021〉社会学特殊講義「現代の宗教とスピリチュアリティ社会学」開催されました

927日~30日の4日間、Hokkaido Summer Institute 2021 / Hokkaidoサマー・インスティテュート2021開講科目のひとつ、Special Lecture on Sociology: Contemporary Sociology of Religion and Spirituality(社会学特殊講義「現代の宗教とスピリチュアリティの社会学」)が開講されました。サマー・インスティテュートとして今回新しく開講された科目です。本学の櫻井義秀教授が担当教員でオーストラリア・ウェスタンシドニー大学のアダム・ポサメ先生を迎え、オンラインで開催されました。

ポサメ先生は導入として「宗教とは何か」という宗教の定義から始め、エミール・デュルケーム、 カール・マルクス、マックス・ヴェーバーなどにも触れながら、現代の宗教とスピリチュアリティについて解説しました。さらに、多神教も含めて様々な宗教の紹介の後、現代オーストラリア社会での宗教の状況が紹介されました。最後に宗教の未来について考察し、参加者はエッセイの課題に取組みました。

初日は不慣れだった参加者も2日目以降は質疑応答に積極的に参加するようになるなど、本学の大学院生にとって海外からの講義に参加して成長する良い機会となったようです。