【学芸リカプロ】「文化拠点とまちづくりライフスタイル ライフコース ミュージアム」開催のお知らせ

チラシ

文化拠点とまちづくり|ライフスタイル、ライフコース、ミュージアム

学びの〈場〉が、いま、問い直されています。確かに、ウェブ環境さえ整っていれば、いつでも、どこでも学ぶことができる時代です。けれども他方で、その現代において、どこかに集まり、誰かと顔を合わせて学びあうという昔ながらの経験の価値が、見直されはじめていることも事実だといえるでしょう。文化や教育によるまちづくりが全国的に広がるなかで、ミュージアムやライブラリー、複合施設等の文化系施設に注目が集まっていることは、そのあらわれのひとつかもしれません。本イベントでは、こうした現代の文化施設に着目しつつ、ひとびとの学びのあり方や、学びと地域との関係について、実践的に考えていきます。舞台は北海道のど真ん中・東川町。
「写真のまち」を宣言して継続的な取り組みを行ったり、デザイン、クラフト、山岳文化といった独自の切り口を押し出したまちのイメージ戦略を打ち立てたりと、文化を軸としたまちづくりで全国的にも知られている町です。今回の会場は、その東川町で、まちづくりの中核になる施設として期待され、地域の新しい公共空間としての役割を模索している、「せんとぴゅあI・II」。この新しい公共施設のあり方を通じて、文化拠点とまちづくりとの関係を、考え直してみませんか。

日時

2019年9月21日(土) 13:00-16:30

場所

東川町複合交流施設 せんとぴゅあII
(上川郡東川町北町1丁目1番2号)

※申込不要、参加費無料、どなたでも参加いただけます。

プログラム

LECTURE 13:00-14:00

「文化拠点とまちづくり」
小篠 隆生 氏(北海道大学大学院工学研究院 准教授)
せんとぴゅあI・IIを手掛けた建築家・小篠隆生氏をお迎えし、文化拠点と地域との関係について考えます。

EXCURSION 14:00-14:40

「せんとぴゅあさんぽ」
せんとぴゅあI・IIの館内外を見学。その魅力のひみつに迫ります。

SYMPOSIUM 14:50-16:30

「ライフスタイル、ライフコース、ミュージアム」
ほぼ全員がパネリスト。どなたでも参加いただけるやわらかいシンポジウムです。

  • 大野仰一さん(せんとぴゅあ館長)
  • 吉里演子さん(東川町文化ギャラリー学芸員)
  • 小篠隆生さん(北海道大学大学院工学研究院准教授)
  • 本多大樹さん(東川町文化レクリエーション課課長)
  • 熊谷麻美さん(北海道立釧路芸術館学芸員)
  • 沼田絵美さん(小川原脩記念美術館学芸員)
  • 塚田真理子さん(「ちいさな帆」主宰)
  • 大澤夏美さん(ミュージアムグッズ愛好家)
  • 中島香矢さん(北海道美術史研究)
  • 梅藤夕美子さん(京都大学大学院文学研究科博士後期課程)
  • 矢野ひろさん(( 株) ノーザンクロス(NPO 法人北海道遺産協議会事務局))
  • 石岡麻梨子さん(会社員、広告代理店勤務)
  • 山田のぞみさん(本郷新記念札幌彫刻美術館学芸員)
  • 倉澤綾野さん(北海道大学文学部)
  • 横山仁美さん(北海道大学文学院修士課程)
  • 佐々木亨さん(北海道大学大学院文学研究院教授)
  • 森岡和子さん(北海道大学文学研究院研究推進室長)
  • 鳥羽早弥佳さん(北海道大学学芸員リカレント教育プログラム事務局)
  • …..and YOU !
  • 司会:今村 信隆 (北海道大学文学研究院特任准教授)
お問い合わせ

〒060-0810 北海道札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学大学院文学研究院内 「学芸リカプロ事務局」
Email: recurrent_hokudai@let.hokudai.ac.jp
TEL: 011-706-4017

主催

北海道大学大学院文学研究院

共催

北海道大学工学研究院、同総合博物館、 同アイヌ・先住民研究センター、 同CoSTEP、同TERRACE

後援

東川町

助成

2019 年度文化庁 大学における文化芸術推進事業
「ミュージアム学芸員の企画展制作〈立案・運営・評価〉スキル養成深化プログラム」