【研究成果】「うなずき」人物の印象に与える効果を検証(河原 純一郎准教授)

心理システム科学講座の河原 純一郎准教授と、山形大学学術研究院の大杉尚之准教授の共同研究により、「うなずき」が人物の印象に与える効果を実証的に調べた成果が発表されました。研究成果によると、うなずき動作が人物の好ましさ、近づきやすさの評定値を30〜40%上げました。この効果は、見た目の印象変化ではなく、性格特性の印象変化に起因していることを解明しました。この成果は、北海道大学および山形大学のプレスリリースでも紹介されています。

なお、この研究成果は9月24日にオンライン公開された知覚心理学の学術誌『Perception』にて、論文発表されています。

研究論文名:Effects of head nodding and shaking motions on perceptions of likeability and approachability
(うなずき・首振り動作が人物の好ましさと近づきやすさに及ぼす影響)