博士後期課程の澤井啓さんが「2019年度林業経済学会学生論文賞」を受賞

文学院地域科学研究室 博士後期課程1年の澤井 啓さんが、2019年度林業経済学会学生論文賞を受賞いたしました。

学生論文賞は、優秀な論文を林業経済学会誌に発表し、将来性をもって学術的貢献を為したと認められる者に授与されます。

受賞対象となった論文は以下の通りです。澤井さんが修士課程2年の時に執筆した論文です。

○澤井啓、竹本太郎
 東京都における「森林ボランティア」の多様化
 —活動、団体、参加者、ネットワークに注目して—
 林業経済研究 65(3), pp.11-18
論文要旨: 本研究は「森林ボランティア」について活動、団体、参加者、ネットワークに注目して、国内外における「森林ボランティア」の概念を文献調査によって整理し、さらに活動開始から約30年間が経った東京都における「森林ボランティア」の多様化の実態と要因を聞き取りや参与観察よって明らかにし、現状に即した解釈について考察した。

受賞論文掲載誌を手にする澤井さん
修士論文の研究のためインドネシア農村部の焼畑小屋で聞き取り調査をする澤井さん
森林ボランティア(植樹)活動をする澤井さん

本件に関するお問い合わせ
笹岡 正俊(地域科学研究室・准教授)
m.sasaoka*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力ください)