2019年度公開講座「再くりかえす世界— 」

↑(クリックすると拡大します)

2019年度 北海道大学大学院文学研究院 公開講座

再 ーくりかえす世界ー

開講時期: 2019年5月15日(水)~2019年7月17日(水)(毎週水曜日)

開講時間: 午後6時30分~8時00分

実施会場: 北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)W103室

受講資格: 満18歳以上の方(定員80人 )

受講料 : 5,000 円

修了証書: 7回以上受講した方には修了証書をお渡しします。

申込期間: 2019年4月11日(木)~5月7日(火)(土・日・祝日を除く)申込期間は終了しました

申込先 : 北海道大学文学事務部 庶務担当
      〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
      Email: wwwadmin@let.hokudai.ac.jp
      (件名に「公開講座申込み」とご記入願います。)
      TEL: 011-706-3003・3060 FAX: 011-706-4803

申込手続:事前に電話(FAX又はEメール)でお申し込みください。
     お申込みがございましたら受講申込書と振込用紙を郵送しますので、
     郵便局または銀行等の「窓口」で受講料をお支払いのうえ、
     受付証明書(E票)を受講申込書に貼り付け、持参または郵送により
     上記申込先あて提出願います。

その他  :
      (1) お支払いが確認できましたら、講義内容の要旨をお送りします。
     (2) 納入した受講料はお返しできませんので、ご了承願います。
     (3) 会場には、受講者のための駐車場がありませんので、公共の交通機関をご利用願います。
     (4) 本講座で得られた個人情報については、本学の行事等の案内以外には利用しません。
     (5) 本講座は道民カレッジ連携講座(教養コース15単位)に指定されます。
     (6) ご不明な点については、北海道大学文学事務部庶務担当あてお問い合わせください。

講座のテーマ

再 —くりかえす世界—

講座の趣旨

毎年恒例の公開講座、今回は、「再ーくりかえす世界ー」をテーマに掲げてみました。各題目を一見しておわかりのように、再生、再生産、再帰、回帰、循環、あるいはくりかえす姿、その後のあり様、といった、「再」をめぐる現象や事象、文学や歴史の諸相をとおして現れてくる私たちの世界のあり方を、多様で多彩な研究分野の教員が、受講生のみなさんとともに、問いかけ、探って行きたい、と考えております。今年度は「文学研究院・文学院」への改組の時期とかさなり、新たな枠組みと心構えでの、「再」出発の時との思いも、そこにはあるからです。

講義日程・講義題目・講師一覧

第1回 5月15日(水)
生きてることが辛いなら、いっそ小さく死ねばいい — 諸宗教における死と再生をめぐって
文学研究院 准教授 宮嶋 俊一(宗教学インド哲学研究室)

第2回 5月22日(水)
階層は再生産されるのか ― 格差社会を考える
文学研究院 教授 平澤 和司(社会学研究室)

第3回 5月29日(水)
甦れ脳細胞! ― ニューロジェネシス(神経新生)への希望
文学研究院 教授 和田 博美(心理学研究室)

第4回 6月5日(水)
知能と再帰 ―アラン・チューリングの機械観
文学研究院 准教授 佐野 勝彦(哲学倫理学研究室)

第5回 6月12日(水)
くりかえす世界の/と物語 ―『SSSS.GRIDMAN』から考える
文学研究院 教授 金沢 英之(日本古典文化論研究室)

第6回 6月19日(水)
ドレスデン空襲と回帰する時間 ― カート・ヴォネガット『スローターハウス5』
文学研究院 准教授 水溜 真由美(映像・現代文化論研究室)

第7回 6月26日(水)
レコンキスタ ― 中世イベリア半島の「再」征服
文学研究院 准教授 佐藤 健太郎(東洋史学研究室)

第8回 7月3日(水)
再葬と再生 ―「再」をめぐる考古学
文学研究院 教授 小杉 康(考古学研究室)

第9回 7月10日(水)
〈再〉遊記 ―あのひとたちはその後……
文学研究院 教授 武田 雅哉(中国文化論研究室)

第10回 7月17日(水)
質疑応答