Vol.10『ふたつの憲法と日本人 ー戦前・戦後の憲法観ー』
日時:2018年10月22日(月)12:20〜12:45
※12:45から約5分程度、自由な質疑応答時間を設けます。
場所:北海道大学文学研究科「書香の森」(玄関ホール横)
著者・おはなし:川口 暁弘 先生(日本史学講座 准教授)
一度も、一文字も改正されなかった憲法
明治以降の日本に存在するふたつの憲法の不思議!?大日本帝国憲法は57年、日本国憲法は70年以上もの間、一度も、一文字も改正されていません。これは世界の中でもたいへん珍しい特色です。なぜ日本の憲法は、改正されてこなかったのでしょうか。
本書は、「不磨ノ大典」として与えられた大日本帝国憲法と戦前の改憲論について、また、戦後の日本国憲法の革新護憲・保守改憲・解釈改憲の歴史から、日本人が憲法とどのようにつき合ってきたのか、その憲法観に迫ります。
明治の初めから現代まで、そしてこれから、私たちは憲法とどのように向き合い、判断し行動していくのか、未来をも見据えて、憲法について川口先生と一緒に考えてみませんか。
今回のプラス1ピースは?
赤プリ
斬新な解体工事の様式が話題になった都内某ホテル。この本の出版社、吉川 弘文館はそのすぐ近くにあります。出版社からの帰り道、解体工事を見ながら川口先生が考えたことは…。そしてその顛末は…。
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