2017.08.01

ふたつの憲法と日本人

戦前・戦後の憲法観
著者名:
川口 暁弘(著)
文学院・文学研究院教員:
川口 暁弘 かわぐち あきひろ 教員ページ

内容紹介

明治以降の日本に存在するふたつの憲法。他国では頻繁に改正しているにもかかわらず、大日本帝国憲法は57年、日本国憲法は今日まで70年以上、1度も1文字も改正することがなかった。戦前の「不磨ノ大典」と改憲論、戦後の革新護憲・保守改憲・解釈改憲の歴史から、日本人の憲法観に迫り、国家運営への影響を明らかにする。

著者からのコメント

日本人と憲法のつきあい方について、明治の初めから現代まで論じた本です。高校生にも読んでもらいたいと思って、あれこれ工夫しました。是非一度手にとってみてください。

<新聞書評欄にて紹介>

  • 2017.9.2〜 共同通信社、福島民友・河北新報・沖縄タイムズ、佐賀新聞他
  • 2017.09.10 東京新聞、中日新聞
  • 2017.09.17 北海道新聞

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ISBN: 9784642058506
発行日: 2017.08.01
体裁: B6判 323ページ
定価: 本体価格2,000円+税
出版社: 吉川弘文館
本文言語: 日本語

〈主要目次紹介〉

日本人にとって憲法とはなにか―プロローグ
不磨ノ大典
高度国防国家
戦時体制
戦後日本の憲法観
近代日本の憲法観―エピローグ