DISTANCE ディスタンス #学びと距離の物語
北大の記録と記憶からさぐる! 学びと距離の150年。
古くから学びは、空間的・時間的な距離をまたいで受け継がれてきました。テレビやラジオによる遠隔教育はもとより、郵便制度を用いた通信教育や、さらには、距離や時間を飛び越える標本・模型・書籍も、様々な隔たりを越えて学びをつなぐバトンにほかなりません。
特に、実学を重視する教育機関としてはじまった北海道大学では、常に、モノを介した実践的な学びが尊重されてきたと言ってよいでしょう。学内に数多く残る標本や実習器具、教育模型や教育掛図等は、多くの学生に受け継がれてきた学びのメディアです。本展では、それらの資料を紹介しつつ、150年近い歴史をもつ北海道大学を舞台に、学びと距離の物語をひもときます。
学び合いから生まれた企画展
本展は、本学文学研究院が主催して実施してきた文化庁助成事業「北海道大学学芸員リカレント教育プログラム」の一環として開催するものです。平成30(2018)年度から開催されてきたプログラムの成果を活かし、受講者が主体となって企画・実施します。
オンラインでつくられた企画展
本展の企画は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながら、オンラインミーティングを重ねることでつくられました。資料の選定や展示レイアウトから、広報や事業評価まで、参加者が知見を持ち寄り、ウェブ上で練り上げられました。
SNSにて情報発信中
会期
2020年10月6日(火)〜2020年10月25日(日)
10:00〜17:00(10月12日、19日休館)
会場
北海道大学総合博物館1階 企画展示室
札幌市北区北10条西8丁目
お問い合わせ
北海道大学大学院文学研究院内 学芸リカプロ事務局
Email: recurrent_hokudai@let.hokudai.ac.jp
- 主催: 北海道大学大学院文学研究院 学芸員リカレント教育プログラム、北海道大学総合博物館
- 協力: 北海道大学 大学院工学研究院、アイヌ・先住民研究センター、CoSTEP、TERRACE
- 助成: 文化庁 令和2年度大学における文化芸術推進事業
企画展関連イベントとして、「ミュージアム・グッズ・サミット」を開催いたします。展示企画とテーマを連動させ、ミュージアムショップ、グッズが抱えるディスタンスを考えるオンラインイベントです。こちらもお気軽にご参加ください。