第32回北大人文学カフェ
哲学×心理学で考える 「共感」は本当に良いことか?
第32回の北大人文学カフェのテーマは「共感」。
話し手は、文学研究院 哲学倫理学研究室の宮園健吾さんです。
対面とオンラインのハイブリッド開催、事前申し込み制です(当日参加も可能)。
日時等
- 日時: 2023年12月10日(日)15:00〜16:30
- 形式: 対面とオンラインのハイブリッド開催
会場: 北海道大学 文系共同講義棟1階6番教室
(札幌市北区北10条西7丁目) →アクセス
※人文・社会科学総合教育研究棟正面玄関より入り、案内板矢印に従い直進してください。
事前申込制
★会場参加は定員に達しましたので、申込受付を終了しました。
参加ご希望の方はオンライン参加申込をご検討ください。
(オンラインのみ当日参加可能)10日14:45より接続可能
→イベントは終了しました。お申し込みいただいた方には後日事後視聴案内をお送りします。
事後アンケートへのご協力お願いいたします アンケートフォーム
話し手
宮園 健吾(みやぞの けんご)さん
北海道大学大学院文学研究院 哲学倫理学研究室 准教授
[現代英米哲学、心の哲学、心理学の哲学]
お話の概要
「共感」は一般に良いものだとされています。日常会話において「あの人は共感力が高い」というのは褒め言葉であり、逆に「あの人は共感力が低い」というのは非難の言葉として用いられます。他方で、近年では「共感」することの危険性についても議論されています。例えば、心理学者ポール・ブルームは『反共感論―社会はいかに判断を誤るか』(白揚社、2018年)の中で、「共感」はバイアスに左右され(例:可愛らしい子供、健気な人にばかり共感が集まってしまう)、近視眼的である(例:自分に似た性格や似た境遇の人にばかり共感してしまう)ことを指摘しています。
今回の人文学カフェでは、「共感」とは何か、「共感」することは良いことなのだろうか、などの問いについて、哲学及び心理学の知見を援用しながら、考えてみたいと思います。「共感」と利他行動に関する心理学実験を紹介し、哲学の立場から「共感」することの是非について検討します。
お申し込み
以下の申込フォームよりお申し込みください。
★現在オンライン参加のみ受付中
会場参加は定員に達しましたので受付を終了しました。
申込期限: 2023年12月8日(金)17時
申込受付を終了しました。
お問い合わせ
北海道大学大学院文学研究院 研究推進室
Tel: 011-706-4083 Email: kenkyu@let.hokudai.ac.jp
主催
北海道大学 大学院文学研究院・人文学カフェ企画ワーキンググループ