工学研究院 × 文学研究院クロストーク つながる・ひろがるミュージアムの未来
—空間・ことばにおける日常化と異化
ミュージアムは、時には展示物を黙って眺めるという閉ざされた空間であったり、時には動物園のように開かれたものであったり、公共空間として私たちの生活に馴染んできました。
そして現在は、ミュージアムの役割の拡張とともに、ミュージアム空間の異化が促されて、壁の中で完結することなく、ミュージアムを中心に形成された領域がひろがっています。
日本の建築における空間に対する捉え方の変容。目にみえない仕切りを建てる「禁止事項」の文化背景と歴史。ミュージアムという空間によって作り出された「鑑賞者」が発した「ことば」の価値とはどのようなものなのか。
つながって・ひろがっていくミュージアムの未来について、「空間」と「ことば」を切り口に考える。
日時
2022年12月17日(土) 13:00〜16:00
開催方式
対面のみ
会場
北海道大学総合博物館1階 講演室・知の交差点〔ミュージアムカフェぼらす隣〕
(札幌市北区北10条西8丁目)アクセス
登壇者
- 小澤 丈夫(北海道大学工学研究院 教授、北海道大学総合博物館 館長)
- 今村 信隆(北海道大学文学研究院 准教授)
- 小篠 隆生(北海道大学工学研究院 准教授)
- 佐々木 亨(北海道大学文学研究院 教授)
司会
- 卓 彦伶(北海道大学文学研究院 特任准教授)
プログラム
開催挨拶 13:00-13:10
- 開催の挨拶、趣旨説明
登壇者からの報告 13:10-14:30
- 13:10〜13:30 建築がつくる領域性と関係性(小澤 丈夫)
- 13:30〜13:50 博物館の禁止事項-「飲食」と「静粛」の歴史から考える、ミュージアムとライフの接点(今村 信隆)
- 13:50〜14:10 建築・都市に必要なDefamiliarization(小篠 隆生)
- 14:10〜14:30 ミュージアムにおける<ことば・物語・身体>(佐々木 亨)
休憩 14:30-14:50
ディスカッション 14:50-15:50
参加費
無料
参加方法
事前のお申し込みは不要です。直接会場へお越しください。
お問い合わせ
〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学文学研究院 内
「プラス・ミュージアム・プログラム」事務局
Mail: plusm@let.hokudai.ac.jp
TEL: 011-706-4053
事業実施体制
主催: 北海道大学文学研究院
共催: 北海道大学総合博物館
助成: 文化庁「令和4年度 大学における文化芸術推進事業」
(事業名「ミュージアムにおける異分野との「対話」と「寄り添い」を通じた人材育成事業」)