共にみることを求めて
見えない人と共に新しい美術を切り拓く
観るための場として発展してきた近代的なミュージアムは
ときとして視覚以外の感覚に頼る人たちを直視せず、あるいは無視してきた。
しかしいま、みえる人とみえない人をつなごうとする試みが多くの場所で育っている。
ミュージアムが、社会を分断しかねない冷たい論難の場ではなく、
知性と感性で人びとをつなぐ豊かな交感の場であるために
「みる」ことのあり方を改めて問い直してみよう。
日時
2022年9月17日(土)13:00〜15:00
場所・形式
北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟W202教室
(札幌市北区北10条西7丁目)アクセス
※zoomを用いたオンライン配信を併用
講師
日野 陽子 さん(京都教育大学 准教授 )
専門は美術教育学。視覚障がい児者の美術活動(表現、鑑賞)について、盲学校や市民グループと共に研究を実践。2012年〜2015年にかけて、財団法人細見美術館の協力を得て、おしゃべり音声ガイドを作成、実施使用。2017年〜2019年まで、京都国立近代美術館の所蔵品を触れるツールに翻案した「さわるコレクション」を作成。
参加費
無料
申込方法
以下の申込フォームよりお申込ください。
申込期限: 2022年9月16日(金)13時
お問い合わせ
〒060-0810 札幌市北区北10条西7丁目
北海道大学文学研究院 内
「プラス・ミュージアム・プログラム」事務局
Mail: plusm@let.hokudai.ac.jp
TEL: 011-706-4053
事業実施体制
主催: 北海道大学文学研究院
共催: 北海道大学総合博物館
助成: 文化庁「令和4年度 大学における文化芸術推進事業」
(事業名「ミュージアムにおける異分野との「対話」と「寄り添い」を通じた人材育成事業」)