第13回 応用倫理・応用哲学研究会
「人文学の研究不正が問いかけること―最近の事例より―」
日時
2019年10月30日(水)18:15-19:45
場所
北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟 W409室
※参加自由(事前申込不要)
講師
小柳 敦史 氏(北海学園大学 人文学部)
東洋英和女学院の院長であった深井智朗氏による研究不正は、深井氏の知名度や社会的地位のみならず、架空の人物を捏造したという話題性もあり、大きなニュースとなりました。
人文学に携わる者にとって今回の研究不正は、一つのエピソードとして片付けられるものではなく、人文学の学問性や研究倫理について考える契機とすべきものではないでしょうか。
今回の講演では、深井氏の研究不正の発覚に関わった立場から、深井氏の研究不正がどのようなものであったのかを整理し、それが生み出された背景にはどのような問題があるのかを指摘することで、人文学の研究倫理について考えるための手がかりを参加者の皆さまと共有したいと思います。
コメンテーター
藏田 伸雄(北海道大学)
司会
宮嶋 俊一(北海道大学)
主催
北海道大学大学院文学研究院 応用倫理・応用哲学研究教育センター
後援
北海道宗教研究会
お問い合わせ
北海道大学大学院文学研究院 応用倫理・応用哲学研究教育センター
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