釜慶大学人文韓国プラス(HK+)事業団の文学研究院長表敬訪問

文学研究院では,4月10日(水)に釜慶大学人文韓国プラス事業団の表敬訪問を受けました。

釜慶大学人文韓国プラス事業団は世界的な人文学研究所の育成を目標として2017年11月に”東北亜海域と人文ネットワークの力動性研究”事業を開始し,昨年は中国,今年は日本との共同研究に重点を置く方針の一環で北海道へ来訪しました。今回の本研究院への表敬訪問は,同事業団に所属するIL Yoon釜慶大学教授が2019年2月より文学研究院宗教学インド哲学研究室の佐々木啓教授の元で客員研究員として研究をしているつながりでの訪問でした。

同事業団・団長であるSON Dong-Ju教授をはじめ,訪問団のCHOI Minkyung教授,YANG Minho教授,KIM Chang-Gyeong教授,そして客員研究員のIL Yoon教授は日本の大学で学位を取得しており,本訪問では挨拶に始まり,通訳のないスムーズな意見交換や雑談を日本語で行いました。

懇談では,同事業団で刊行した研究叢書や3カ月ごとに発行される冊子,4月に釜山で開催される学術大会の紹介のほか,日本海をとりまく北東アジア諸国による人文社会系での共同研究について情報交換が行われました。

文学研究院では,佐々木啓教授と客員研究員IL Yoon釜慶大学教授を中心に教員間の交流や同事業団が主催する学術会議への学生派遣から始め,将来的には学生交流や共同研究等へ発展させたいと考えています。