書香の森企画展示「新植物図鑑」シリーズ -写真家佐藤祐治の植物写真- 1期展示詳細

書香の森の企画展示を更新しました。今回は、写真家・佐藤祐治の関連写真から大きく3つの作品シリーズを紹介します。企画は、芸術学研究室の浅沼敬子教授です。第1期の展示詳細を紹介します。

第1期(6月15日-8月28日)は、佐藤の住む札幌真駒内の風景写真である。真駒内の植生を撮った何気ない風景だが、光景を大きく占めるのはいずれも外来の植物であり、真駒内種畜場を起源に持つ真駒内の歴史を連想させる(ただし、誰がいつどの植物を持ち込んだのか確定しにくいこともあり、植生と人間の移動とが直接結びつくわけではないことも強く付言しておく)。

 

壁面展示 『殖物の歴史』シリーズより ー風景写真ー

各16X20インチ額装 ピグメントプリント 左から「エニシダ」「ハリエンジュ」「ルピナス」「ハルザキヤマガラシ」

展示ケース 『殖物の歴史』シリーズより ーフォトグラムー

「フォトグラム」とは、感光性のある紙のうえに直接物体を置いて光をあて、物体の写像をつくる原始的な写真技法。本展示作品は、モノクロの印画紙上に植物を置き、太陽光にさらすことで得られた印画像である。
ハリエンジュ
ルピナス
ハルザキヤマガラシ
佐藤作成の植物標本(ハリエンジュ)