2022年11月4日（金）（14：45－17：00）に、文学院・文学部キャリアガイダンス「内定までの道」が開催されました。今年度も昨年度に引き続き、外部講師による講演と、内定者による体験談の２部構成として、対面とZoomによるハイブリッド方式で実施しました。当日は教室とZoom参加を合わせて40名以上の参加があり、アンケートの結果も好評でした。
第１部では、北海道大学キャリアセンターの濱岡小紗氏から「キャリアセンターの利用方法」についてお話がありました。キャリアセンターではキャリア相談を始めとして充実した就職支援がなされており、様々な情報も提供しているので、ぜひ足を運んでほしい、就職支援システムにも登録してほしいという内容でした。続いて、（株）ジェイ・ブロード北海道支社の菅野万里子氏に「就職ガイダンス～これからの準備事項～」と題した講演をいただきました。採用活動スケジュールについての説明の後、「就職活動は受験とは異なる」、「就職活動とは学生と企業がお互いを知る機会」「業界研究は幅広く」といった、貴重なお話を伺うことができました。
第２部では、今年度の内定者4名に、就職活動についての体験談を語っていただきました。報告者の内訳は、学部生（国家公務員）、学部生（放送・映画・芸能事業）、学部生（卸・小売業）、大学院修士学生（コンサルティング）でした。就活の詳しいスケジュールや志望動機、学業との両立方法、さらに失敗も含めた生々しい体験談は、いずれも他では聞けない貴重な内容のものでした。質疑応答では「面接では話を盛った方がよいのですか」といった本音の質問も出て、就職活動の現状を知ることのできるものとなりました。
今回のガイダンスはポスターのコピーも「就活と言われても何をすればよいかわからないあなたのために」として、今から就活をする学部2年生、修士1年生、さらに就活を始めた学部3年生を想定して実施しました。就活については、ネット上に様々な情報が氾濫していますが、それらでは知ることのできない「現実」を知る機会を提供できたと思います。
今回のガイダンスの開催に際しましては、進路開拓専門部会長の砂田先生を始め、多くの方々にご尽力いただきました。ご協力いただきました皆様に深く感謝いたします
（報告：学生委員長 藏田伸雄 哲学倫理学研究室教授）