オンライン開催学会参加費支援

文学院では、「共生の人文学プロジェクト」(Graduate Grant Program)として、2020年度から新しく若手研究者向けオンライン開催学会参加費支援を行っています。

この学会参加費支援は、大学院生(修士課程(MC)・博士後期課程(DC))のオンラインで開催される国際学会・全国学会での研究発表にかかる参加費を支援するものです。
各期の締切りはポスターで確認してください。

申請時期

申請時期は4期に分かれています。2023年度の申請〆切は、以下の通りです。

  申請の締切  国際学会・全国学会・シンポジウムなど開催時期 
第1期  4月13日(木)
 6月~7月 開催分
第2期      6月15日(木)   8月~11月 開催分
第3期     11月  2日(木)   12月~2024年1月 開催分
第4期 12月14日(木)  2024年2月~5月 開催分

申請について

  1. 支援の対象者は、文学院の修士課程(MC)および博士後期課程(DC)の大学院生です。
  2. 発表の申請前や採択前でも申請できます。ただし、発表が不採択になった場合には、本支援は取り消しとなります。また学会日程が未確定の場合でも、開催予定日で申請が可能です。
  3. 連名発表の場合は、申請者本人が筆頭発表者の場合に限ります。
  4. 応募書類とともに、応募先学会の開催要項およびプログラムを提出してください。
  5. 支援回数に制限はありません。
  6. 参加費のみの支援となります。予稿集などは支援の対象になりません。
  7. 休学中に発表する場合は、申請できません。発表時に復学しているのであれば申請できます。
  8. 選考は、研究推進委員会による書類審査となります。審査結果および採択後の手続き等については、申請者にメールでお知らせします。
  9. 修士課程学生の応募資格は、原則として本学院博士後期課程への進学を希望している者に限ります。
  10. 発表では、「共生の人文学プロジェクト」の支援を受けたことを表示するようお願いいたします。
  11. 学振DCの方は申請できません。DX博士人材フェローシップやアンビシャス博士人材フェローシップを受けている方は、原則フェローシップの研究費(「挑戦的、融合研究の場」実施支援事業含む)を利用してください。

申請書類と提出先

学会参加費支援を希望される院生の方は、以下の書類をメール((2)はGoogleフォームで)で研究推進室までご提出ください。

  • 学会参加費支援 (1)PDF化+(2)+(3)+ 指導教員による内容確認メール(様式任意)
     メールの宛先:kenkyu [at]let.hokudai.ac.jp
     メールの題目:共生の人文学:参加費支援 第〇期
     メールの本文:①氏名, ②所属, ③課程・学年, ④指導教員名 を明記
     ※メールを送信する際、必ずCCで指導教員に送信※

(1)オンライン開催学会参加費支援応募申請書 → 両面印刷・押印

  • 申請書は両面印刷して提出してください。
  • 1ページ目はA4サイズ1ページの枠内におさまるように作成してください。
  • 申請書には、申請者の研究業績を記載する欄に、論文等の査読の有無を書くことが求められていますが、査読の有無がわからなかったり、不確実な場合は、必ず指導教員に確認してから申請するようにしてください。
  • 申請書は英語で書いてもかまいません。
  • 最後の「指導教員の所見」は、指導教員が書く欄です。

(2)申請者情報フォーマット → Googleフォームから提出

入力項目が多いので、未記入の欄がないか、よく確認してから送信してください。(2022年度第1期申請からGoogleフォームに変更)

(3)発表応募先の学会の開催要項とプログラムのコピー

  • 学会名、日時、場所、自身の発表が記載されているページをコピー(A4)して、自分の名前と発表題目にマーカーを記してください。英語以外の外国語で書いてあるプログラムは、必要と思われる箇所を日本語に翻訳してください。
  • 参加費が記載されているページをコピー(A4)して、該当する金額にマーカーを記してください。
  • 申請時にプログラムが確定していない場合には、学会発表が確認できる書類(メール等のコピー)を提出して、正式なプログラムが決まり次第、開催日前に必ず提出してください。

研究成果における謝辞(Acknowledgment)の表示

「共生の人文学プロジェクト」の支援を受けて学会発表をする場合は、本プロジェクトの助成を受けたことを必ず表示してください。

また、発表が予稿集や学会誌等に掲載されたときは、その1部を研究推進室に提出してください(コピー、データファイル可)。

謝辞(Acknowledgment)の記載例

  • 英文
    This work was supported by Graduate Grant Program of Graduate School of Humanities and Human Sciences, Hokkaido University.
  • 和文
    本研究は北海道大学大学院文学院「共生の人文学」プロジェクトの助成を受けたものです。

オンライン開催学会参加費支援に関するよくある質問

Q1 学会の開催期間が終わってから申請できますか?

A1 できません。本ウェブサイトや広報掲示板等に掲載されたポスターに記載されている申請の締め切り日を確認してください。

Q2 2週間後に学会発表したいのですが申請できますか?

A2 できません。本ウェブサイトや広報掲示板等に掲載されたポスターに記載されている申請の締め切り日を確認してください。

Q3 7月の学会に参加予定ですが、第1期(4月〇日締切)の申請期限に間に合いませんでした。 7月の学会前に申請(第2期;6月〇日締切)すれば、ひとまず自分で立て替えておいて、 あとから支援を受けることができますか?

A3 できません。本ウェブサイトや広報掲示板等に掲載されたポスターに記載されている申請の締め切り日を確認してください。開催予定日でも申請できますので、その期の締め切りまでに申請してください。

Q4 旅費支援は年度に1回までとありますが、オンライン開催学会参加費支援は年に何回まで支援を受けることはできますか?

A4 何度でも可能です。申請回数の制限はありません。

Q5 学会発表の受付期間前で、まだ応募していません。オンライン開催学会参加費支援の申請はできますか?

A5 できます。申請時に、その旨をご連絡ください。発表が採択された場合、必要書類とともにプログラムのコピーをご提出ください。採択されなかった場合は、辞退届を提出していただきます。

Q6 学会発表の受付期間前で、まだ参加費が掲載されていないので金額がわかりません。どのように記載すればいいですか?

A6 毎年開催されている学会の場合は、前年度の参加費を記載して申請時に、その旨をご連絡ください。また、前年度の参加費が分かる資料を提出してください。過去に開催されたことがない学会の場合は、空欄で構いません。発表後、報告書を提出する時に、必要書類とともに参加費が分かる資料をご提出ください。

Q7 申請時点で、まだ学会発表の採否が決まっていません。オンライン開催学会参加費支援の申請はできますか?

A7 できます。申請時に、その旨をご連絡ください。発表が採択された場合、他の必要書類とともにプログラムのコピーをご提出ください。採択されなかった場合は、辞退届を提出していただきます。

Q8 参加費の領収書の提出は必要ですか?

A8 学会発行の請求書払いの場合は不要です。ご自身で立て替えて支払う場合には、領収書と立替払請求書の提出が必要です。必要な書類は、採択後に支払い方法に応じて研究推進室からご案内します。

Q9 参加費に予稿集代は含まれますか?

A9 含まれません。

Q10 申請はどのような手続きを経て採否が決定されるのですか?

A10 提出された申請は、研究推進委員会にて審議し採否が決定されます。審査結果はメールにてお知らせいたします。

Q11 参加前と参加後の提出書類にはどんなものがあるのですか?

A11 採択された場合、参加前にはご自身の発表が明記されている大会プログラムのコピーや参加費が分かる資料など、参加後には報告書や領収書等が必要です。詳しくは、採択決定後にメールでお知らせします。

Q12 参加費の支給には限度額がありますか?

A12 ありません。

Q13 振込手数料も申請できますか?

A13 できます。

お問い合わせ

文学研究院 研究推進室(研究棟203室)
TEL: 011-706-4083, 4023
Email: kenkyu*let.hokudai.ac.jp(*を半角@に変えて入力ください)