「現代生物学の無視してきたこと — アリストテレスに学ぶ」
- 日時:2019年4月18日(木) 17:30〜20:00
- 場所:北海道大学ファカルティハウス エンレイソウ2階 第1会議室
プログラム
- 千葉 惠(北海道大学文学研究院 特任教授)
「アリストテレスの不可視な魂とその働き — エルゴン(生命トークン)における不分離とロゴス(理、タイプ)における分節の相補性」 - 本川 達雄(東京工業大学名誉教授)
「生物・伊勢神宮・アリストテレス」 - 武田 克彦(文京認知神経科学研究所 認知神経科学会理事長)
「局在論と全体論 — 古典的神経心理学者の脳の理解 — 」 - 全体討論
シンポジウム概要
「生命」「意識」とは何か?物理・生理的事象、脳の電気的な信号のやり取りを超えた何ものかであるとして、それは「哲学者」が語るように生理的事象を伴う不可視な魂の働きなのか?歌う生物学の本川 達雄氏、脳科学の武田 克彦氏をお招きして、この古典的な問いに「現代生物学の無視してきたこと — アリストテレスに学ぶ」というタイトルのもとに新たな接近を試みます。科学と哲学のコラボにより生物とその様々な事象を考察したいと思います。
資料請求・お問い合わせ:千葉 惠 k-chiba*let.hokudai.ac.jp(*を@に変えてください)
本シンポジウムは科研費基盤研究C「『信の哲学』英語版作成を介した負の知的遺産を克服するパウロの言語と心身の哲学」(研究代表者:千葉 惠)によるものです。