豊かな世界をつくること ーそれが「アート」。
日時:2017年9月30日(土)14:00-16:30
会場:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)103室
事前予約不要、直接会場にお越しください
司会:北村 清彦(北海道大学 文学研究科 教授)
パネリスト
- 川上 佳津仁 氏(札幌市立大学 事務局長)「札幌市の文化芸術」
- 三浦 洋 氏(北海道情報大学 情報メディア学部 教授)「北の音楽シーン」
- 早川 渉 氏(東海大学 国際文化部 特任講師)「北海道スタイルの映像制作とは」
近年、北海道各地において、音楽祭、映画祭、演劇祭、あるいは国際芸術祭などが開催されています。そういったなか、札幌市には平成30年10月に複合施設「札幌市民交流プラザ」がオープンする予定です。そこに設けられる「文化芸術劇場」は道内初の多面舞台を備え、オペラ、バレエなど、さまざまな舞台芸術に対応することができ、「文化芸術交流センター」では芸術活動の振興、交流、担い手の育成などが目指されています。また、札幌市はすでに「ユネスコ創造都市ネットワーク」に加盟し、メディア・アートを中心に国際的な芸術都市として発展していくことを標榜しています。
本シンポジウムでは、行政、芸術家、批評家(市民)それぞれの立場から多様な芸術活動の現状について、報告・提言していただくとともに、それが単なる中央の模倣に終わるものではないことを明らかにしてみたいと思います。同時に、長年にわたって、さまざまな芸術活動の分野に人材を輩出し、近年では道内外の美術館・博物館の専門職である学芸員に就くものも多く、その活躍の場を広げてきた北海道大学のこれからの役割についても展望します。